このページの本文へ

高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第15回

メーカーの実績は? サポートは大丈夫?

お店やAmazonで見かける高性能ストレージ「Drobo」って実際どうなの?

2021年09月30日 11時00分更新

文● 山口優 編集●金子/ASCII.jp

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

長い実績のあるメーカーの製品でサポート体制も万全

 PCやその周辺機器を選ぶ際は、サポート体制も重要なポイント。とくにDASやNASは海外メーカーの商品も多いので、その実績や信頼性、日本語での対応状況などはしっかりチェックしておきたい。

 DroboシリーズはアメリカのDrobo社によって開発された製品で、初代の「Drobo」が発売されたのは2007年のこと。すでに14年もの歴史があることになる。

 Drobo社自体も長い実績があり、2005年にカリフォルニア州サンノゼでジェフ・バラル氏によって設立されたData Robotics社を前身とし、2011年にDroboに社名変更したあと、2018年にITデータ管理ソリューション製品群に特化した米国ベンチャー企業StorCentricのグループに加わって現在に至っている。

 日本市場に本格的に参入したのも2010年と比較的早く、当時からBeyond RAIDなどの革新的な技術による使い勝手のよいストレージ製品群は大きな注目を集めていた。

米Drobo社のWebサイト。現在はITデータ管理ソリューション製品で知られる米国ベンチャー企業StorCentricのグループ会社になっている

 日本国内の販売代理店は、2014年までは国際産業技術株式会社(現 KSG株式会社)が務めていたが、それ以降はコンピュータ周辺機器やテレビ会議システム、ゲーミング製品などでおなじみのプリンストンが担当している。

 プリンストンでは販売だけでなく商品サポートも行なっており、日本語による製品情報やアップグレード情報、製品保証などを提供している。製品に同梱されるクイックセットアップガイドなども日本語化されているため、ストレージの知識がない初心者や英語が苦手なユーザーも安心して導入することが可能だ。窓口となるプリンストンのサポートセンターは国内にあり、もちろん日本語で利用できる。

プリンストンによるDrobo製品ページ。新OSへの対応状況なども日本語で発信されているため、国内ユーザーも安心して製品を利用できる

 サポートでは、通常の製品保証に加え、オプションの延長保証サービスや法人限定のオンサイト保証サービスなどが提供されており、1年または2年間の製品保証を最大5年まで延長可能。保証期間中に万一機器に不具合が生じた場合は、正常動作する同一機器にセンドバックで無償交換してもらうことができる。

Drobo国内正規流通品のサポートページ。万一の場合もプリンストンによる手厚いサポートが受けられるのは心強い

 ただし、プリンストンによるサポートが受けられるのは、直販サイト「プリンストンダイレクト」(https://www.princeton-direct.jp)や大手量販店で販売されている製品などの国内正規流通品となる。Amazon.co.jpなどのECサイトでは国内正規流通品に加え並行輸入品も販売されていることがあるが、購入するならDrobo 5D3(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0763LXS1H?ie=UTF8&tag=waplus04-22)やDrobo 5N2(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072MZBXP9?ie=UTF8&tag=waplus04-22)など、国内正規流通品の方をおすすめする。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン