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シチズンのシックなスマートウォッチ「Eco-Drive W770」でRiiiverを使ってみた

2021年09月13日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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光発電エコ・ドライブ搭載、自分好みの機能をカスタマイズできる「Riiiver」にも対応した「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770」(BZ1056-09L)価格6万6000円

 シチズン時計が展開するIoTプラットフォーム「Riiiver(リィイバー)」対応のスマートウォッチは、ユーザーの好みに合わせて設定することで、アナログ文字盤でありながらスマートフォンからの通知を針の動きで知らせたり、ウォッチ側のボタン操作などをトリガーに家電を操作するなど、時刻表示という従来「腕時計がもつ概念を越えた機能」が特徴だ。

 今回は、7月1日に発売されたRiiiverに対応する「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770」シリーズのなかから「BZ1056-09L」を使って、Riiiverの使い勝手を試してみた。

「CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770(BZ1056-09L)」とは

 「BZ1056-09L」は、CITIZEN CONNECTED Eco-Drive W770シリーズ(以下、W770シリーズ)の新モデルとして2021年7月に発売されたスマートウォッチだ。ディスプレーを備えておらず、アナログ針で時刻を確認する仕様のため、「スマートウォッチ」だという事前情報がなければ、大抵の人はレガシーな腕時計だと勘違いするだろう。筐体の厚みも自然であり、外観からは“ガジェット感”は一才感じず、品の良い腕時計といった印象を抱く。6万6000円という価格も、手を出しやすい。

 W770シリーズには複数のバリエーションが存在するが、BZ1056-09Lのデザインの特徴としては、ブラウン系色の革バンドが使われていることと、ケースや針、インデックスなどがブラウン〜ゴールドのようなカラーリングで統一されていることが挙げられる。文字盤はブルーをベースにしており、スーツでもカジュアルな服装でも合わせやすそうだと感じた。一方、夏場の汗を多くかくシーズンには、バンドの汗染みなどに気をつける必要がありそうだ。

 さて、W770シリーズにおける機能面での大きなポイントは2つ。1つ目は、日光や室内の照明などによって充電ができること。そのため、一般的なスマートウォッチのように、ケーブルを接続して充電管理をする手間がない。2つ目は、スマートフォンと連携し、IoTプラットフォーム「Riiiver」を通じて、多彩な“スマート機能”をカスタマイズできることである。

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