AI insideは8月19日、「DX Suite」のAI-OCR機能を拡充し、読取可能な帳票として医療機関等から発行される「医療費領収書」に新たに対応したと発表した。
DX Suiteは、同社独自開発の「文字認識AI」を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載した帳票をデジタルデータ化するアプリケーション。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字も高精度に読み取り、日本語・英語・繁体字・タイ語・ベトナム語に対応。また、ユーザーが自身の情報をコントロールできるプライバシーコントロール機能も備え、AIによる学習可否を選択することができる。
保険給付金支払の判定や確定申告に必要な医療費控除の明細書作成、自治体の医療費助成金の手続きなど、活用用途が様々ある医療費領収書情報のデジタル化を支援し、各種手続きにおける処理時間の短縮に寄与できるとしている。
また、保険業界向けウェビナー概要を9月16日11時~11時40分に開催する。Zoomウェビナーで開催し、参加費は無料。申し込みはこちら。