一方、クラウドファンディングの開始から4日間を経過した7月19日午前11時には、FCCLの齋藤邦彰会長が、LIFEBOOK UH Keyboardに関して、YouTubeで新たなメッセージを公開した。
齋藤会長は、自ら製品を説明。
齋藤 「キーボードは軽くて、薄くなると、打ち心地やフィーリングが落ちる。一時は、それは仕方がないことだと思っていた。だが、心を入れ替えて、そうではなく、打ち心地も妥協しないことを目指した。キーボードは、入力デバイスとして最も重視されるものであり、ディスプレイやスピーカーなどとは異なり、こちらからアクションを起こして、それに対して感性が伝わってくる。そして、その感性は増幅されるものになる。楽器のようなものともいえるだろう」
「これは、世界最軽量のノートPCのキーボードを切り出したものであり、持ち運びだけでなく、フィーリングも妥協していない。これを、FCCLの最軽量ノートパソコンのなかに閉じておくのではなく、スマホやタブレットでも利用してもらえるようにした。ニューノーマル時代の働き方でテレワークでの利用が増えている。だが、ノートパソコンの内蔵カメラの位置を顔に合わせると、設置場所を高い位置にする必要があり、キーボードの位置も上にきてしまい使いにくいということも怒っている。そうした課題も解消できる。完成度が高い自信作である。このキーボードを満喫してほしい」
なお、今回のクラウドファンディングは、カラー展開を含めたチャレンジとなっており、各色1000台を達成して製品化となる。Dark Silver、Garnet Red、Light Silverの3色を用意しており、Garnet Red、Light Silverを選択した場合、希望のカラー申し込みが1000台に達成しない場合は、Dark Silverに振り替えとなる。
支援者の実績を見ると、3色の内訳はほぼ均等だといい、Dark Silverが若干多いという。
現時点では、Dark Silverでの発売が決定となっているが、今後、それぞれの色が1000台に到達するかどうかが注目される。
今回のキーボードは、FCCLにとって、起死回生に向けた重要な取り組みのひとつとなりそうだ。
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