御堂筋税理士法人、業務のクラウド化とともにデータ保護のため「Veeam Backup for Microsoft Office 365」を導入
2021年07月20日 10時30分更新
Veeamは7月20日、同社の「Veeam Backup for Microsoft Office 365」を御堂筋税理士法人が導入、本番運用を開始したと発表した。
Veeam Backup for Microsoft Office 365は、Microsoft 365内のデータを誤操作による削除や、社内外からのセキュリティー脅威から守り、データアクセスと管理が不可能になるリスクを低減。データの保存場所やワークロードの種類を問わずバックアップデータを格納できる。
御堂筋税理士法人は、税務・会計や経営、人材育成、事業承継、個人資産税や業績管理の支援を30年にわたり行なっている。経営者のパートナー、ソリューションファームとして300社以上に、経営計画の策定やその実行をサポート。業務の特性上、膨大に存在する紙資料の削減が課題となり、ペーパーレス化によるコスト削減と業務効率化を目指して社内の共有ファイルサーバーを廃止し、オンプレミス運用からクラウド移行することが重要だと考えてMicrosoft 365を導入。一方、Microsoft 365に決算情報や顧客情報などのデータを保存していることからバックアップの重要性は高く、クラウドにおける「責任共有モデル」に伴うデータ損失リスク解消やデータ保護強化のためにVeeam Backup for Microsoft Office 365の導入を決定。シンプルで使いやすいインターフェースと洗練されたネットワーク構成案が御堂筋税理士法人の環境に合致して高く評価されたという。
今回の導入より、Microsoft 365運用にあたり懸念していたクラウドにおける責任共有モデルに応じてデータ保護を強化し、データ損失リスクの最小化を実現。また、リモートワークの実現による税理士の生産性向上と、IT ツールのノウハウを用いた顧客への新たな価値提案に寄与したという。