さくらインターネットは6月21日、石狩データセンターが調達する主な電力を環境性に優れたLNG・ガス火力発電へ変更したと発表した。
石狩データセンターにおけるCO2年間排出量のおよそ24%にあたるおよそ4800トンを削減できるとしている。
同社が北海道石狩市で運営するクラウドコンピューティングに最適化した石狩データセンターでは、その立地を活かして2011年の開所当初よりサステナビリティーを高める取り組みを積極的に進めている。北海道の冷涼な外気でのサーバーを冷却や、サーバーからの排熱をロードヒーティングや事務所の暖房へ活用などエネルギー効率の向上を図り、都市型のデータセンターと比較しておよそ6割にまで電力量を削減。今回の環境性に優れたLNG・ガス火力発電へ変更もこの取り組みの一環という。