KDDIとIdeinが共同開発 映像データをAI解析し、必要な情報だけを収集するKDDI IoTクラウドStandard「エッジAIカメラパッケージ」
2021年06月09日 18時40分更新
KDDIはIdeinとの共同開発により、カメラで撮影した映像データをカメラ内でAI解析し、必要な情報だけを収集することが可能なKDDI IoTクラウドStandard「エッジAIカメラパッケージ」を6月9日から提供開始する。
本パッケージは、カメラ側でAI解析を行ない、必要なテキストデータだけをクラウドに送るため、従来のAIカメラとは異なり通信量を抑えることが可能。画像データはカメラ内で削除されるため、大学や病院などではプライバシーに配慮しながら、安全確保やセキュリティーの向上に活用できるという。
また、SIM内蔵の解析サーバー一体型の小型カメラとクラウドをセットで提供するため、設置場所や導入コストを抑えられ、簡単に導入することが可能。
加えて、複数店舗や施設の来店状況、利用者の年代、性別など、ニーズに合わせた解析が可能なため、ユーザーの属性に応じた最適な広告の検討/従業員のシフトの見直し/施設のレイアウト改善に利用できる。
本パッケージの初期費用/月額費用等はこちらを参照。