「両面差しmicroUSBケーブル」の構造をじっくりとチェック
商品名はそのものズバリ「両面差しmicroUSBケーブル」というものだ。電気的にも技術的にもこのあたりはまったく弱い筆者だが、今回は両面差しmicroUSBケーブルに極めて興味が沸き、気分転換にじっくりと見てみた。
まずはホスト側(ACアダプターやパソコン側)のType-AポートとしてiPhone用の互換ACアダプターを参考にした。またデバイス側のmicroUSBポートとして、1世代か2世代前の筆者のTHETAのmicroUSB充電ポートを見てみた。
写真を見るだけでもう一目瞭然だが、Type-Aポートにはプラグが挿入される開口部の下側半分に白い基盤プレートが配置されている。当然だがユーザーが壁面コンセントにACアダプターを差す時は向きは自由に差さるので、特別に毎回意識しない限りプレートの位置は上か下か決まらない。
一方、一般的なUSB Type-Aプラグ側は同じくプラグ部分の上下いずれかの半分がプレートで埋まっており、両者がぶつからずに合体することで安定した接続が可能なように考えられている。当然、プラグを差す向きを間違えると、やり直しになるのが従来からの問題だ。
過去、フリッパーと呼ばれたType-Aプラグの構造は今回の商品にも引き継がれているが、両面差しmicroUSBケーブルのType-Aプラグは、プレートの厚さが薄く、プラグの中央に配置され、ユーザーが向きを間違って差しても問題なく差さる構造になっている。多少接続強度に問題はありそうだが、筆者が使っている限り接続不良や破損は起こっていなし。
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