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緊急事態宣言で増えるホテルのテレワーク、「ホテルウィングインターナショナル」などの宿泊情報から分かるテレワーク傾向

2021年05月28日 16時00分更新

文● ASCII

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 ミナシアは5月26日、同社が運営するホテルの2020年以降のテレワーク利用状況を集計して公開した。緊急事態宣言やGoToトラベルキャンペーンとの関連性が見られる。

 同社は「ホテルウィングインターナショナル」「ホテルウィングインターナショナルプレミアム」「ホテルウィングインターナショナルセレクト」「テンザホテル」の4ブランドを展開。5月26日時点で38店舗/5026室を運営している。

 新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークの普及したが、在宅勤務ではWi-Fiなど通信環境や家族と同空間での仕事にストレスを感じることから近くのビジネスホテルやコワーキングスペースを活用する人も増えていると考えられる。同社のホテルチェーンでも日帰りのテレワークプランを展開し、ニーズに合わせて客室からベッドを抜いたテレワーク専用の客室を準備。フリードリンクや照明の貸し出しといったサービスを提供。

 同社ホテルにおけるテレワーク件数は緊急事態宣言の際に増える傾向にある一方、GoToトラベルキャンペーン実施期間には減る傾向が見られたという。

同社運営の全国の38ホテルPMSの宿泊実績データから抽出、2020年1月~2021年4月(期間内に日帰りテレワークプランを1名で利用)

 転職先を検討する際の条件としてテレワークが重要と回答した人が5割を超えるという調査結果(パーソルキャリア調べ)などを踏まえ、同社ではテレワークの拡大すると見ており、今後も新規媒体への掲載やさまざまニーズを受け入れたプランを積極的に展開するとしている。

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