高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第13回
Windowsとも手軽にデータ共有できる!
Chromebookがさらに便利に!ネットワークストレージ「Drobo 5N2」導入しよう
2021年05月27日 11時00分更新
ChromebookでDrobo 5N2上のファイルを活用しよう
ChromebookはOSやアプリの起動がはやく、セキュリティが強固という特徴を持つ。また、低消費電力でバッテリー駆動時間も長い。好きな場所に持ち運んで文書を作成したり、動画や音楽を楽しんだりするにはピッタリの端末だ。もっともOSやアプリがシンプルな分、複雑な作業にはあまり向いていないので、文書の下書きや写真の大まかな補正をChromebookで行いWindowsで仕上げるというふうに、シーンに応じてWindowsパソコンとの使い分けが必要になる。
そのためには、WordやExcel、PowerPoint、写真、動画、音楽などのファイルをWindowsパソコンとChromebookの間でいかに共有するかが問題になる。Drobo 5N2を使えば、それがスマートに解決できる。
たとえば、Windowsパソコンで作成したファイルをDrobo上に保存しておけば、Chromebookの「ファイル」アプリからアクセスでき、ファイルをダブルクリックすることで直接開くことができる。その際、文書を作成したのと同じアプリがChromebookにない場合でも、互換性のあるアプリで表示される。
Wordファイルなら「ドキュメント」、Excelファイルなら「スプレッドシート」、PowerPointなら「スライド」などのアプリで開いて閲覧・編集することが可能だ。多少制限はあるが、Android版のWordやExcel、PowerPointなどのアプリをインストールして使うこともできる。
同様に、写真なら「ギャラリー」や「フォト」アプリで開くことが可能(デフォルトでは「ギャラリー」で開かれるが、コンテキストメニューの「アプリケーションで開く」で開くアプリを変更することができる)。
ただし今回試した限りでは「フォト」アプリではDrobo上の写真ファイルを直接編集することはできず、いったんChromebookの内蔵ストレージにコピーする必要があった。「ギャラリー」アプリの場合はDrobo上のファイルも直接編集することができた。
このほか、MP3などのオーディオファイルの場合は「Audio Player」、MP4などの動画ファイルの場合は「ギャラリー」アプリで再生できる。いずれもDrobo上のファイルを直接開いて視聴可能。一般的にChromebookは内蔵ストレージの容量が少なめなので、動画をストリーミング再生できるのはありがたい。
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