コロナ禍で長くステイホームが続くと、どうしてもネットショッピングやメールニュースなどで紹介される商品を見る機会や時間が多くなってしまう。そんな昨年末に届いたメールニュースで偶然知った「デジタル望遠鏡」という分かったようで、よく分からないネーミングの商品を衝動買いしてしまった。
あいにく自宅断捨離の真っ最中に届いてしまったので、なんと3月末頃までその商品の到着や存在すら完全に忘れてしまっていた。
デジタル望遠鏡という名称だが、実際には“アナログ50倍の望遠鏡”にデジカメ機能を搭載した望遠鏡ズームビデオカメラだ。遠くにある被写体を50倍に拡大して、最大4.2倍までデジタルズームしてお好みの大きさで見て内蔵microSDカードに記録できる。
同梱品は写真に写っているもののほかに、microSDカード(8GB)とUSB ACアダプター、miniUSBケーブルが付属する。
早速、本体の仕様をチェック
デジタル望遠鏡本体には、125度までチルトする5インチ液晶モニター(解像度960×540ピクセル)が付属。大きな仰角や俯角でも被写体を見ながらの撮影が可能だ。搭載しているカメラはCMOSで約1400万画素、静止画を最大4976×2800ピクセル、動画は1080×720ピクセルで撮影できる。
本体の両側面にはミニHDMI-OUT、microSDカードスロット(最大32GB)、TV-OUT端子、拡大・縮小レバー、5V/miniUSB充電端子、Trigger(有線リモコン)接続端子が配置されている。
50倍の高倍率で撮影中に、本体スイッチ類に振れるのは確実に画像のブレの原因となるので、3つの専用ボタンとジョグスイッチ機能のあるTriggerが付属する。Triggerの3つのボタンでコントロールできるのは、上から順に、動画、静止画、再生の各モード切替、シャッター(撮影ボタン)、microSDカードに記録された映像の再生ボタンだ。
側面にあるジョグスイッチは、レバーの上げ下げだけでブレのないズームイン、ズームアウトをやってくれる。

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