ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は4月22日、PlayStation 5でゲーム映像の編集ができる無料アプリ『Share Factory Studio』(シェアファクトリースタジオ)のアップデートを配信した。
本アップデートには、トラックの最大クリップ数の増加や、編集機能の向上などが含まれるという。
詳細は、下記のPS Blogを参照してほしい。
https://blog.ja.playstation.com/2021/04/22/20210422-sharefactorystudio/
■『Share Factory Studio』アップデート紹介動画
以下、PS Blogより。
スチュアート・プラット氏
ソニー・インタラクティブエンタテインメント シニアプロデューサー(オンラインテクノロジー)
『Share Factory Studio』(シェアファクトリースタジオ)はPlayStation 5の発売と同時にリリースした、ゲーム映像の編集ができる無料アプリです。
ユーザーの皆さんがご自身のゲームプレイの最高の瞬間をクリエイティブに彩り、世界中にシェアしていただくために、アプリのリリース後もサービスの向上に取り組んできました。そして本日より、『Share Factory Studio』のアップデートを配信いたします。
まず、これまでも多くのご要望をいただいていた、トラックの最大クリップ数についてです。以下のとおり、『Share Factory Studio』のプロジェクトで扱うことのできるクリップ数を増やしました。
・トラック1の最大クリップ数が50から100に増加
・トラック1の最大トランジション数が49から99に増加
・ミュージックトラック数が12から24に増加
・トラック2の最大クリップ数が10から20に増加
そのほかにも、以下のとおり編集機能が向上しました。
・トラック2にタペストリーが追加され、レイアウトとフレームにも対応
・HDRスクリーンショットに対応
・トラック1とトラック2において、各クリップがHD、4K、HDRであるかどうかを示すアイコンを追加
・クリップやスクリーンショットをより管理しやすくするため、メディアギャラリーとの統合を行ない、お気に入りの映像やスクリーンショットをマークして並べ替えることが可能に
『Share Factory Studio』の既存の機能に加えて、今回のアップデートによって、例えば4K解像度、60fpsでHDR対応の動画を作成したり、数々のクリエイターパック、ミュージックトラック、トランジション、ステッカーやサウンドFXを活用した動画を作成したりすることができます。
2014年4月にPlayStation 4用の『SHAREfactory』を初めて配信してから7年が経ちましたが、本当に多くのPlayStationコミュニティの皆さんに本アプリを使っていただいていることを大変嬉しく思います。
『SHAREfactory』のアイデアは、PS4の録画機能と、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)に搭載された業界初の革新的なSHAREボタンについて初めて知ったときに生まれました。
チームメンバーの多くはゲーム開発の経験があり、映像編集やマルチメディアデザインの経験者もいたため、PlayStationコミュニティの皆さんが思い思いに編集した動画を作って、友人と共有することができるアプリがPS4にあればどんなに楽しいだろうと、私たち自身もひとりのゲームファンとして思っていました。そのアイデアが生まれてから、『SHAREfactory』が誕生するまでさほど時間はかかりませんでした。
それ以来、ユーザーの皆さんのクリエイティビティやアプリの使い方には驚かされるばかりで、皆さんからいただいたフィードバックに耳を傾け、編集体験をスムーズなものにするために、『SHAREfactory』に継続的な改善を加えながらその機能をさらに強化してきました。
今回のPS5用『Share Factory Studio』のアップデートにおいても多くの方にお楽しみいただき、皆さんのクリエイティビティが発揮されたゲームプレイの瞬間がたくさん見られることを願っております。
ハッピー・エディティング!
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