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G-SHOCKでランニングの「フォーム分析」がおもしろい!「Runmetrix」レビュー

2021年03月12日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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強靱なベゼル。側面に操作ボタンを配置している

スタイリッシュなG-SHOCK、バッテリーの持ちもいい

 ジョギングレポートに入る前に、G-SHOCK「GSR-H1000AS」のデジタルガジェットとしてのインプレッションを報告する。

 チャコールグレーを基調として、フロントベゼルに配置したG-SHOCKのロゴ、両サイドに配置した操作ボタンはRunmetrixのキーカラーであるターコイズ系のブルーに着色されている。モーションセンサーもこれと同じ色に統一した。スポーツウェアに合わせやすいカラーリングだと思う。

 ベゼルはガラスやボタンへの直接衝撃を防ぐ堅牢なデザインとして、メタルプレートの背面中央に光学式心拍センサーを搭載しながら20気圧防水を実現している。各種計測データを表示するディスプレーは明るい屋外でも見やすいモノクロMIP(Memory In Pixel)液晶だ。本体バッテリーのチャージには専用の充電器を使う。2020年夏にカシオが発売したG-SHOCK初の心拍センサー搭載機「GBD-H1000」の仕様と多くの共通点があるように思う。

背面に光学式の心拍センサーが搭載されている

 バッテリーの持続時間は使用する機能・環境によって変動するが、モーションセンサーのランニング計測モードにG-SHOCKの心拍測定機能を合わせて使った場合、理論値ではG-SHOCK「GSR-H1000AS」はフル充電から連続約50時間の連続使用ができるという。しかし、モーションセンサーのバッテリーの持続時間は約20時間(温度25℃で連続使用時)のため、モーションセンサーのバッテリーが先に切れてしまうことになる。

ペアリングしたスマホの通知をG-SHOCKで確認することも可能だ

 なおG-SHOCK単体でランニング計測モードと心拍測定機能を使うと、バッテリーの寿命が短くなり約14時間に変わる。センサーと時計を一緒に使うと、GPSはセンサー側を優先するため時計の電池寿命が延びるのだ。ちなみに筆者は本機のテスト中に毎日ランニング計測をしたわけではないので、軽く数日はG-SHOCKを充電しないまま使い続けることができた。バッテリーの持ちはかなり良いと思う。

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