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パナソニック、屋外監視の機能を強化したマルチセンサーカメラ2機種を発売

2021年03月08日 20時00分更新

文● ASCII

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 パナソニックi-PROセンシングソリューションズは3月8日、自動でカメラユニット間の映像の画角調整をする「画角アシスト機能」を搭載し、屋外監視機能を強化したマルチセンサーカメラ2機種を4月にパナソニックシステムソリューションズジャパンを通じて発売することを発表した。価格はオープン。

 WV-X8571NJとWV-S8531NJは、独立して方向調整が可能なカメラユニットを4つ搭載し、360度/270度範囲などの死角が少ない状態で撮影できる。また、カメラユニットのうちの1つは、垂直方向(TILT方向)に他のユニットに比べより大きく動かして真下を撮影することができる。

 画角アシスト機能は、水平方向の360度、270度、180度の範囲を監視する場合、各カメラユニットーの監視範囲がほぼ重ならないように、自動でズーム倍率を調整することができる(各カメラユニットの位置は、付属の設定用台紙による位置合わせが必要)。

 4つのカメラユニットに新センサーを採用している。WV-S8531NJ(2MP×4眼モデル)においてはカラー最低照度を0.05luxに向上した。また、ズーム倍率も従来モデルの1.8倍から2.5倍へ向上している。

 動きのある被写体でもぶれずに撮影することができるインテリジェントオート機能を搭載。また、H.265圧縮方式と独自技術であるスマートコーディング技術を組み合わせて、カメラユニット4つ分の大きな情報量を効率的に圧縮することにより、通信・記録コストを大幅に抑制できる。

 マルチセンサーカメラに取付けが可能なカメラ吊り下げ金具を新たに発売(WV-QSR502-W)。金具本体の色もi-PROホワイトでカメラ本体と統一することが可能となった。

カメラ吊り下げ金具 WV-QSR502-W(i-PROホワイト)

詳しい仕様は、以下を参照。

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