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仕事場で無理なくできる防災対策へ

アスクル、バケツになるバッグなど日常で使える防災グッズ3製品

2021年02月22日 16時30分更新

文● ASCII

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「フェーズフリー」認証商品、バケツにもなる撥水バッグ

 アスクルは2月22日、新しい防災の考え方「フェーズフリー」認証商品の取り扱いを拡大し、バケツにもなる撥水バッグなど3製品を発売した。

新しい防災の考え方「フェーズフリー」

 フェーズフリーは、一般社団法人フェーズフリー協会により提唱された防災の考え方で、日常時(いつも)や非常時(もしも)などのフェーズ(社会の状態)に関わらず、適切な生活の質を確保しようとする概念。災害大国である日本での「防災にコストや手間をかけられない」という声に対して、アスクルはビジネスの現場と働く人のインフラとして事業継続をサポートするために2019年8月にフェーズフリーに賛同し、認証商品の取り扱いを開始した。

バケツにもなる撥水バッグ

 ハートブリッジ「バケツにもなる撥水バッグ」は、水を運搬できるほどの効果を持つ撥水生地を使用したバッグ。優れた撥水性と速乾性を持つ生地をバッグの内側と外側に使用し、ひと拭きするだけで水滴が残らない。濡れたレインウェアをバッグに入れても水が外に染み出ないため、自転車移動で居宅訪問することの多い訪問介護・看護関連業種等でも使用できるという。非常時には、ライフラインが寸断された避難生活下などにおいて、6リットルの生活用水を運搬できるバケツに変身する。カラーはネイビーとベージュの2色で、価格は同色3個以上購入時に1個あたり3058円。

ニオイが漏れにくい密閉プッシュペール

 アスベル「エバン MP 密閉プッシュペール」は、フタの端を押すと開くワンプッシュタイプのゴミ箱。優れた密閉性でにおい漏れを防止し、においによるストレスを軽減するという。介護施設や保育園などでのおむつの廃棄、テレワーク導入で出社回数減少にともない、オフィスのゴミ収集頻度が減少した際などに活用できる。非常時には、ライフラインが寸断されゴミ収集が困難な避難所において、ゴミのにおい漏れ防止や虫の発生を抑制し、衛生環境の維持にも役立つとする。価格は20リットルサイズが2178円、30リットルサイズが2480円、45リットルサイズが2980円。

 日本製紙クレシア「スコッティティシュー ウェルネス」は、ヨガブロックをヒントに、身近な日用品であるボックスティッシュのパッケージに運動の方法をデザインした製品。ボックスティッシュをヨガブロックに見立て、ティッシュを手に持ち簡単に行なえる「肩こり解消」「ストレス解消」「腰痛予防」「全身の血行促進」などをテーマにした8種類の運動方法がイラストで描かれている。

 製造業、建設業などの専門業種において現場で行なう毎朝の体操や、介護施設などで高齢者のフレイル予防の運動に小道具として使用できる。非常時には避難生活でのエコノミークラス症候群の防止として運動を取り入れることで、健康管理をサポートする。価格は1ケース(60箱入り)購入時、1パック(5箱入り)あたり383円。

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