このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

小特集・格安ロボット掃除機 第5回

ルンバと2〜3万円のロボット掃除機 違いは手のかからなさ

2021年02月05日 09時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita) 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

●私はECOVACSを買いました

 実際、ロボット掃除機はスマホと似ていて、チップとセンサーとバッテリーと機械学習系を中心に年々機能が進化しています。近年、パーツや技術周りがコモディティ化したことで格安化が進んだものと想像します。裏を返せば数年前のモデルが陳腐化しやすいという側面もあり、なるべく長く使えそうな1台を買うか、スマホのように数年単位で買い替えることを前提に買うかということもロボット掃除機を選ぶときの基準になりそうです。

 ちなみに私は、年末から値下がりしていたECOVACS DEEBOT OZMO 920を3万4860円で買いました。記事で紹介したECOVACS DEEBOT OZMO 901の上位機で、稼働音がさらに静かになっていて満足しています。ただ家具への当たりが強く、スピーカースタンドに細かいキズがついたのが若干へこみました(現在は進入禁止エリアに指定済み)。なぜかダストケースを認識してくれないときがあったり、やや手がかかっていますが、それも個性と思ってかわいがっています。ファームウェア更新を含めてせめて4〜5年は持ってほしいところです。

ECOVACS DEEBOT OZMO 920

 しかしあらためて普通にロボットを選ぶ時代になるとは思いませんでしたね。ルンバが上陸した2002年から来年で20年、現実がSFに追いついてきました。ロボットをペットのようにかわいがる人も増えています。そのうちロボットの権利が認められ、ロボットの虐待を防ぐためのルールが規定されることでしょう。みなさんも良いロボットを見つけ、ロボットとの暮らしをお楽しみください。

 

アスキーキッズメルマガ 毎週土曜に配信中

 アスキーキッズは毎週土曜、一週間ぶんの記事をまとめて読めるメールマガジンを配信中。人気連載「ほぼほぼ育児」をはじめ、ニュース、イベント、プログラミング教育入門、みんなの子育て体験談など、子育ての参考になる情報満載です。ご登録はこちらから。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事
家電ASCIIオススメ記事