キヤノンは1月26日、MR用ヘッドマウントディスプレー「MREAL(エムリアル)」シリーズのエントリーモデル「MREAL S1」を2月下旬に発売すると発表した。
MREALシリーズはヘッドマウントディスプレーに内蔵されたカメラが捉えた目の前の映像(現実映像)と仮想空間の3D CG(仮想映像)をリアルタイムに合成する「ビデオシースルー型」のヘッドマウントディスプレーを装着し、現実空間に3D CGを表示するMRシステム。
加えて、高い処理能力を備え、複雑で高度な処理を安定して行なうノート型コンピューター「モバイルワークステーション」の対応により、容易に持ち出すことができ、さまざまなシチュエーションでの使用が可能。さらに、遠隔地間でCGを共有することもできるとのこと。
本製品はシリーズ最小・最軽量を実現した初のエントリーモデル。サイズはおよそ幅186×奥行250×高さ138mm(折り畳み時)で質量はおよそ338g(ヘッドマウントユニット含む、ディスプレー部のみの質量はおよそ137g)。使用時の負担を軽減し快適な装着感を実現したという。価格はオープン価格。