ホテルマン直伝!ハイアット リージェンシー 東京のツウな過ごし方 第1回

【連載】ホテルのロビーで化石探し!?

文●すず

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 1980年に開業し40年もの年月、東京都庁のすぐそば、西新宿でひときわ目立つ茶色い姿でそびえ立つ「ハイアット リージェンシー 東京」。このコーナーではハイアット リージェンシー 東京に勤めること10年の私、すずが、話題のネタや、ちょっとした裏話をお届けいたします。

 野球好きの私ですので、時々、話がチェンジアップするかもしれませんが、ご愛敬ということでお願いします。

 第1弾は、ホテルの顔でもあるロビーフロアにスポットを当てたいと思います。

 ホテルのロビー、どんなイメージでしょうか。高級感?入りづらい?なんとなく緊張してしまうこともあるかもしれません。そんな印象を払拭していきたいと思い、今回は私がオススメするハイアット リージェンシー 東京のパブリックスペースの過ごし方をご紹介します。

 まずは、何といっても圧巻のシャンデリアが輝くロビー。ホテルで初のアトリウム(開放的な吹き抜け空間)ロビーが誕生したのが、1967年に開業したハイアット リージェンシー アトランタといわれていますが、日本初のハイアットホテルとして産声を上げたハイアット リージェンシー 東京(開業時はホテルセンチュリーハイアット)にも、アトリウムロビーが誕生しました。

 ロビーから8階まで約30mの吹き抜け空間が広がるアトリウムロビーと、オーストリア製のスワロフスキー®・クリスタル約11万5000個がちりばめられた豪華な3基のシャンデリアが、足を踏み入れた瞬間、お客様を非日常的空間と時間へお誘いします。

 少し真面目にホテルのご紹介をしたところで…。早速、参ります。

 みな様、このロビーを待ち合わせスポットとして使うのはいかがでしょうか。

 ゆったりとしたソファにお掛けになり、シャンデリアを見上げると、時間が過ぎていくのもあっという間。お連れ様が待ち合わせに少々遅れていらしたとしても、きっと笑顔でお迎えできることでしょう。

 ここで、遅刻が原因で二軍降格を告げられたプロ野球選手がニュースに大きく取り上げられていたことを思いだしました。一軍での活躍を期待された選手に、二軍降格を告げた監督のように堪忍袋の緒が切れそうになったとしても、少し私にお時間をください。待ち時間の過ごし方をお教えします。

 暇つぶし!? に、こんなことをしてみるのはいかがでしょう!

 それは! 唐突に「化石探しinハイアット リージェンシー 東京」です。

 なにを言っているのか。そう思われるかもしれません。私なら思います。

 FA制度というお金持ちの球団にはうま味たっぷりの制度によって、投打の主力を同時に失った球団のように開いた口が塞がりませんよね。

 しかし、大真面目に「化石探し」がオススメなのです。

 実は、ロビーの床や壁はイタリア産の大理石を使用しています。正面玄関入ってすぐの柱を、じっくり目を凝らしてみると、アンモナイトの化石を確認することができます。

 ちなみに私はホテルのドアマンと一緒に化石探しをすること30分。もちろん業務時間外です(笑)。

 4つのアンモナイトの化石を発見しました!ほんのひととき童心に返り、夢中で探しました。

 しかし、夢中になりすぎて待ち合わせに遅れてしまったら本末転倒ですので、待ち合わせ時間にはご注意いただきながら、古代に思いを馳せた「化石探しinハイアット リージェンシー 東京」

 存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 さらに、おすすめの撮影スポットもご紹介します。

 ホテル正面玄関を入り、右手に見えるエスカレーターを上がると現れる踊り場です。

 鏡に反射して写真のように写るのですが、とてもきれいです。シャンデリアをバックにホテルで待ち合わせ記念の1枚を撮ってみてはいかがでしょうか。

 ホテルのロビーで待ち合わせ。おしゃれじゃないですか?しかも化石探しまでできます。

 西新宿にお越し際はぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

文/すず

30代。男性。横浜で生まれ育ちながら西新宿に10年通う西新宿lover。妻と娘と3人暮らし。
買ってほしいおもちゃがあるときにビールをお酌しにくるようになった4歳の娘の将来が心配でたまらない。ビールを片手に野球観戦が心のよりどころ。