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上野優華 ウワサの〇〇試します 第4回

歌手 上野優華が、注目の高級ヘッドホンを聴き比べ。SHUREとB&Wどっちが好き? (3/3)

2020年12月30日 17時00分更新

文● 編集● 貝塚/ASCII 企画協力● 松田 信行

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上野優華さんは、12月24日に新曲「好きでごめん」を配信リリース

新曲「好きでごめん」
語りかける歌声を目指した

 今回、ヘッドホンの評価をしていただいた上野優華さんは、12月24日に新曲「好きでごめん」を配信リリースしました。ご自身で作詞作曲を手掛けられた、冬のバラードソング。楽曲に込めた想いや、制作時のエピソードをうかがいました。

ーー新曲の「好きでごめん」の制作はいかがでしたか?

上野優華「この曲、1ヶ月……2ヶ月くらいずっと書き直しをしていて。私は曲の方針が決まったら『これ!』と決着をつけるタイプなんですけど、この曲は歌詞も何度も書き換えたし、曲も書き換えました。こんなことは、これまでにそれほどありませんでした」

ーーこれまでの楽曲と比べると、あまり声を張っていないところが印象的でした。イントロも幻想的な感じ。

上野優華「そこに気付いてもらえるのはすごく嬉しくて、『力を入れない歌い方』というのを、ここのところ意識しているんです。この曲も、語りかけるような感じで歌えたらいいなと思っていました。

 歌詞の言葉の言い回しも、私にしてはすごく珍しくて、歌い方も含めて、ナチュラルに、シンプルに、を心がけています」

ーーナチュラルな歌唱というのは、上野さんの曲のスタイルに合っているように思えますよね。

上野優華「私は、何かを言いたいというより、自分の心の内を音楽にして書くタイプだと思うんです。みんなに言えないようなこととか、自分のマイナス面とか。表に出せない恋心みたいなのを歌にしてあげることで、そこに共感してくれる人が聴いてくれたらいいなと思っています。なので、喉に力を入れない、喋っているような歌い方を、ここ最近の作品では意識しているんです」

ーー何度も書き直した「好きでごめん」は、どんな楽曲になりましたか?

上野優華「『女の子が寝る前に想うこと』というイメージで書きました。誰かの犠牲の上に、幸せが成り立っているというか。叶った恋があれば、その影に叶わなかった恋があると思っているんですよね。クリスマスの時期は、『今年も一緒にいられなかった』とか考えている人もきっと多くて、叶うだけが恋じゃないなと思います。

 この曲に出会ってくれた人って、『失恋 曲』とかで検索したのかなと思うんですよ。心の深いところを描けるのはバラードだと思いますし、クリスマスイブに、自分で作詞作曲をしたバラードをリリースするという、私にとってもはじめての挑戦になりました」

ーー2021年の2月6日には、大手町三井ホールで有観客ライブを「上野優華 23rd Birthday LIVE ~Smile & Song~」が予定されています。久しぶりの有観客ライブになると思いますが、この1年、SNSを活用した無観客ライブなどをされてみて、いかがでしたか?

上野優華「無観客ライブは、無観客でもこんなに楽しめるんだ、ライブとして成立するんだとも思いました。でも、とにかく『足りない』という気持ちが強かったです。

 お客さんがその場にいてくれることは、自分のライブにとってすごく大きなことなんだと思いましたし、お客さんがいてくれることの大きさをすごく感じた1年でした。でも『お客さんがいないライブって』みたいに、ネガティブな意味でそう思ったというよりは、お客さんがいないことで、いることの大きさを感じたという方が近いです」

ーー1年ぶりに生の上野優華さんの歌声を聴きに来る、ファンの方も感慨深いでしょうね。ライブまであと2ヵ月を切りましたが、どんな心境ですか。

上野優華「1年ぶりの有観客ライブなので、進化した私を見てほしいという気持ちもありますが、『ただいま』がどうしても大きくなってしまうんじゃないかと思っています。

 もちろん、気合は入っているし、この1年のいろいろな想いをぶつけるのはそうなんですけど、『あまり変わらない私を見てほしい』『ただいま』が一番強い気持ちになりそうです」

ーー今年もありがとうございました。この連載ではオーディオ分野の面白いネタを引き続きピックアップしていきたいと思っていますが、上野さん、いま何に興味がありますか?

上野優華「私、レコードに触ったことがなくて。レコードが実際に再生されているところも見たことがないんですよ。レコードってどうなってるんですか?」

ーーレコード! いいですね。来年はレコード編も考えてみましょうか。

上野優華(うえの・ゆうか)

 2012年、ボーカルオーディションでグランプリを獲得。翌2013年、映画の主演・主題歌でデビュー。

 以降、コンスタントにリリース、LIVE活動を展開する一方、ドラマ・映画「トモダチゲーム」や「人狼ゲーム」などの人気作でメインキャストを務めるなど、歌手・女優の活動を中心に多方面で活動を続ける。また、2017年からはベトナムを中心としたアジア圏での活動も精力的に行っている。

 2018年にリリースした「好きな人」のMVがYouTubeで400万回再生に迫り、2020年にリリースした最新曲「あなたの彼女じゃないんだね」は公開3か月で100万回再生、1000件を超える若い世代からの書き込みが殺到。心に沁みる歌声から「いま、泣ける声」と称されている注目のシンガー。

上野優華 23rd Birthday LIVE ~Smile & Song~(2部制/有観客)

出演:上野優華

日時(1部):2021年2月6日(土)15:15開場/16:30開演

日時(2部):2021年2月6日(土)18:45開場/19:30開演

開場:東京・大手町三井ホール

オフィシャル2次先行(指定整理券):https://eplus.jp/yuuka23-hp/
※期間:〜2021/1/6(水)23:59まで(抽選)

チケット一般発売:2021/1/16(土)12:00~

NEW DIGITAL SINGLE「好きでごめん」好評配信中!

 ずば抜けた表現力・切なさを含んだ心に沁みる歌声・等身大の歌詞で、若い世代の共感を呼ぶ シンガー・上野優華が作詞作曲した渾身の”泣ける”バラードが完成。

 各ダウンロード、サブスクサイトで配信中!http://lnk.to/4oqH2a86

上野優華さんによるセルフライナーノーツ

好きになることは資格が必要なんだ、ふとそう思ったんです。

誰かを想う君と、君を想う私。

何かを期待しているのも本当だし、君の幸せを願う気持ちも本当です。 矛盾しているけどそんな曖昧な気持ちが素直な恋心なのかもしれないと思い、ストレートに描きました。

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