カメラの性能も満足必至
流行りのASMR録音モードも搭載
背面にはトリプルカメラを搭載しています。メイン(4800万画素/F1.8)+広角(800万画素/F2.2)+深度センサー(500万画素/F2.4)という構成。被写体やシーンを認識して、自動で最適な設定が行なわれるAI機能も備えています。
動画は、30fpsでは最大UHD(3840×2160ドット)、60fpsでは最大FHD(1920×1080ドット)での撮影が可能。LGは「UHD」と称していますが、ほとんどのメーカーが「4K」と呼んでいるサイズです。
ユニークなのは、録画中の録音モードを変更できること。初期設定のステレオサウンドの録音のほかに、「YouTube」などで流行っている小さな音をクリアに捉える「ASMR録音」、周囲の雑音を低減して話している人の声を録音する「ボイスアウトフォーカス」も選択可能。動画を撮ることが多い人には、気が利いたうれしい機能かもしれません。
LGデュアルスクリーンを装着すると使い勝手が激変
LGデュアルスクリーンを付けると、先進的な2画面スマホに変身。見た目の印象だけでなく、使用感もガラリと変わりました。
デュアルスクリーンはUSB接続で、しっかりと装着できます。デュアルスクリーンには本体と同じ6.8型の有機ELディスプレーを搭載。バッテリーは本体に依存し、カメラも搭載していないので、本体よりは軽めです。されど、本体のみでは約180gだったところが、デュアルスクリーン装着時は約309gにもなります。厚さも約14.4mmになり、ゴツいスマホ、あるいは小型モバイルPCといった印象に。これは決してネガティブな意味ではなく、筆者のようなオジサン世代には、LGデュアルスクリーンを付けた状態のほうが安心感が得られるのではないかと思います。
LG VELVETにデュアルスクリーンを装着すると、本のように開いて使えて、そのままぐるりと回して折りたたむことも可能。つまり、使わない時は画面が見えないように折りたたみ、1画面だけ使うときは、画面が見えるように折りたたんで、1画面だけを使えるわけです。1画面しか使わない場合はデュアルスクリーンを外せばいいわけですが、素早く安全に取り外しにはコツが必要で、頻繁な取り外しは端子に負荷がかかるのも心配。なので、LGデュアルスクリーン付きモデルを買った場合は、基本的には合体した状態で使うのがよさそうです。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ