重量級ゲームを最高画質でプレイできるGIGABYTEのGeForce RTX 3060 Ti
重量級ゲームのWQHDプレイでも平均60fpsをマーク
Cyberpunk 2077以外の重量級タイトルをみていこう。下記するHorizon Zero DawnとASSASSINS CREED VALHALLAのベンチマークモードからもわかるとおり、GeForce RTX 3060 Ti GAMING OC PRO 8GはWQHDでのプレイでも平均60fpsを記録している。
ASSASSINS CREED VALHALLAのベンチマークモードでは、GeForce RTX 2060 GAMING OC 6Gの最高フレームレートが妙に高い数値を叩き出しているが、何度再計測しても同じ結果となった。RTX 2060がとくに有利となるゲームではないため原因は不明だ。この数値は参考程度にとどめておいてもらいたい。こういう予想外のことが起こるので、ベンチマークはおもしろい。
軽量オンラインゲームなら
120fpsを余裕で維持できる
すっかり軽量タイトルになった「ファンタシースターオンライン2」での動作も見てみた。同タイトルは2021年春予定でゲームエンジンの刷新も含む大型アップデート「ファンタシースターオンライン2:ニュージェネシス」が予告されており、2020年12月15日にクローズドβ向けの推奨環境が発表された。
その環境に関しては後述するとして、現行ゲームエンジンでのチェックから見ていこう。設定としては、ゲーム側にある設定6に加えて、Nivida Control Panelから筆者がよくスクリーンショットを撮る際の設定でのフレームレートを見てみた。解像度はWQHDだ。
フレームリミットをオフにした状態で、過密ブロックでは100~160fps。これは時間帯によって変動するが、キャラクターデータの読み込みも速く、大きくフレームレートが低下することはなかった。またフィールドでGPUリソースが要求されるシーンは、分かりやすい例を挙げるとスタート前のバフ連発、ボスへのお仕置きタイムになるが、ここでも140~160fpsを維持。120fpsを上限にするのであればWQHDでも余裕を持って遊べるだろう。
では「ファンタシースターオンライン2:ニュージェネシス」のクローズドβ向けの推奨環境を見てみよう。前述のCyberpunk 2077に近い要求スペックになっており、最高画質設定の場合、Core i9-10900、GeForce RTX 2070 SUPERかRadeon RX 5700 XTとある。
2陣営のビデオカード刷新が続くため、GeForce RTX 2070 SUPERやRadeon RX 5700 XTは値下がり傾向にあり、お値打ち価格での購入チャンスが多いのは確かだが、“クローズドβテスト基準動作環境は、正式サービス時の動作環境とは異なります”という注意書きを考えると、余力はあったほうがよく、GeForce RTX 2070 SUPERやRadeon RX 5700 XTよりも性能の高いGeForce RTX 3060 Ti GAMING OC PRO 8Gは価格帯的にも狙いめだといえる。
もちろん、正式サービス向けの推奨環境が出てきてから最終検討となるが、現時点からおおよその検討をつけておくと慌てずに済むだろう。
ゲームするなら最高画質でプレイしたいが
フレームレート60fpsを維持したい欲張りな人に最適
GeForce RTX 3060 Tiはレイトレーシング対応ゲームを楽しむためのGPUとしては今一番お買い得なGPUといえる。レイトレーシングでのハイクオリティーな画質を堪能したいなら旧世代RTコアを搭載したRTX 20シリーズに手を出すのはあまり賢い選択とは言えない。RTX 10シリーズに至っては、まともにプレイするのも厳しい状況だ。
なかでも、強力なクーラーを搭載し、リファレンスよりもオーバークロックされたGIGABYTEの「GeForce RTX 3060 Ti GAMING OC PRO 8G」は、多くのゲームタイトルでも最高設定を選びやすく、フレームレートも60fpsを維持しやすい。PC環境まとめて一式更新となった場合、ビデオカードの予算は限られがちなので、そのときにもちょうどいい選択肢になるだろう。
フルHDであれば、最高設定でも問題なく遊べるゲームタイトルばかり。WQHDについても似た傾向であり、将来的にディスプレーを更新する予定がある場合にもほどよいといえる。
(提供:GIGABYTE)