日本通信は4日、月1980円(以下、すべて税抜)で月16GBのデータ通信と月70分の音声通話が含まれる新料金プラン(コードネーム:SSDプラン)を、12月10日に開始すると発表した。なお、このSSDプランは、来年3月のドコモ「ahamo」の開始タイミングで月20GBにデータ量をアップするとしている。
同社は、MVNOに対する音声卸料金の改定見込みを先取りして、国内通話が「かけ放題」でデータ通信量は月3GBの「合理的かけほプラン」を昨年7月から展開している。今回の新プランでも、ドコモのahamoを強く意識。ニュースリリースのタイトルも「ドコモの新料金への対抗プラン投入を決定 「MVNO潰し」ではないかと言われているドコモの新料金に対してMVNOの代表として対抗プランを1,980円で投入」というものになっている。
SSDプランは前述のとおりにデータ通信量は月16GB(来年3月以降に月20GB)だが、超過分についても1GBあたり250円で利用可能。またユーザー自身で上限値の設定が可能になっている。月70分を超える通話料についても、30秒あたり10円と主要キャリアの半額であるのに加えて、他のMVNOの通話定額などと異なり、専用通話アプリが不要な点も特長となっている。