使用環境に合わせた操作モードの切り替えやバッテリーレス運用が可能
ロジテック、ダブルバッテリー搭載の薄型・堅牢タブレット「LZ-WB10H/W1」
2020年11月05日 16時30分更新
ロジテックINAソリューションズは11月5日、堅牢性と薄型・軽量を両立した耐衝撃タブレット「ZEROSHOCKタブレット Pro」として「LZ-WB10H/W1」を発売すると発表した。価格はオープンプライスで、11月上旬から販売を開始する。
10.1型のタッチパネルを搭載するWUXGA解像度(1920×1200ドット)のタブレット。米国国防総省基準に準拠したテストをクリアした耐衝撃・耐振動性能、IP65に準拠する防塵防滴性能、マイナス10度~50度の耐熱・耐寒性能といったスペックを備える。また、手袋装着時や雨天時など、使用環境に合わせて操作モードを切り替えられる。本体サイズ/重さは、およそ幅270×厚さ19.8×高さ190mm/およそ1.23kg。
4050mAh容量のバッテリーを2つ搭載するため、タブレット本体の電源を落とさずにバッテリー交換が可能という特徴も持つ。バッテリー残量を表示するLEDランプも備え、タブレット本体が電源オフの場合やバッテリー単体でもバッテリー残量を確認可能だ。稼働時間は約12時間。
タブレット本体からバッテリーを取り外してACアダプター常時接続での固定利用もできる。また、タブレット本体の拡張コネクターを付け替えて、RJ45コネクターもしくはRS-232Cコネクターを増設可能。
主なスペックは、OSがWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit、CPUがCore i5-7300U(最大2.30GHz、2コア/4スレッド)、メモリーが8GB、ストレージが128GB SSD。インターフェースはUSB Type-C(USB Power Delivery対応)×1、USB Type-A(USB 3.0)×1、とmicro HDMI×1、microSDカードスロット×1、ヘッドセットミニジャック×1を装備し、無線通信規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acとBluetooth 5.0に対応する。
本製品は、長期供給モデルとして発売から3年間の供給を予定している。同一モデルを継続購入したい製造業をはじめ、検品や在庫管理用途としての物流業、点検などのメンテナンス業まで幅広く活用できるとしている。
用途にあわせたキッティングも可能なほか、標準で1年の保証が付帯する。くわえて、最長5年まで保守対応可能なセンドバック延長保守、デリバリー保守メニューも用意するため、長期運用でも安心して使用できるとのこと。