仕事で使う、一家に一台のPCは
長くより良い製品を選ぶ人が多い
ノートPCを購入していく人は、ビジネスマンが最も多く、次いでファミリー層、その次に学生とのこと。一方、法人による買い替え需要は、特別定額給付金10万円内というボーダーラインがあるため、前述したようなHUAWEI製ノートPCのように、10万円以下の製品の引きも強いという。
一般の方の場合は、PC買い替えサイクルが1~2年ということはなく、より長く使うことを目的としている人も多い。そのため、最近はPCスペックに限らず、ネット環境など、新しいパーツや規格が登場するのが早いという説明をし、それを考慮したうえでワンランク上をオススメすると、10万円というボーダーを超えて、12~13万円以上のノートPCを購入する人も多いという。
10万円を超える中でも、コスパが良い製品として台数が出ているのがNECの「LAVIE N15(PC-N1535AAL-YC)」。CPUに「Ryzen 3 3250U」、8GBメモリーを搭載し、ひと昔前のIntel「Core i3」搭載機よりも、最近質問の多いYouTube視聴やオフィス作業も快適で、「Microsoft Office Home & Business 2019」を備えて10万9800円と魅力的な価格。また、NEC製を選ばれる人は、前もNECを使っていて良かった、サポートが良かった、といった好印象を持っているようだ。
また、モバイルノートPCとしては、HPの「ENVY x360」の引き合いも強い。このシリーズは13.3インチモデルがRyzen搭載機となっていて、ヨドバシカメラではパームレストに天然の木材を使用したモデルが販売されている。
ヨドバシAkibaでは、Ryzen 3000シリーズ搭載の製品の取り扱い数がまだまだ多いのだが、最新のRyzen 4000シリーズ搭載機がさらに増えて来て、しっかりとご案内すれば、絶対Ryzen 4000シリーズ搭載機を選んで貰えると思う、とのこと。ビジネスマンだけでなく、ファミリー層の方もせっかく購入するならより良い製品を選びたいと、いろいろと話を聞いたうえで10万円以上の製品を購入されるそうだ。
Ryzenモバイル・プロセッサーの場合、2Dゲームなどの軽めのちょっとしたゲームなら内蔵GPUで十分な場合も多いが、人気のFPSなどを遊びたいというお客様の場合は、親子連れも多いという。よく聞くタイトルは、EPIC GAMESの「フォートナイト」。推奨スペックなどがあまり分かっていない人には、快適に遊べるということを考慮して、フルHD(1920×1080ドット)でプレイできるスペックの製品をオススメするという。