ゲーム用途や簡単な画像・映像編集にも
Ryzen搭載ノートPCはコスパに優れオススメ
最新のRyzen4000シリーズを搭載するMSI製ゲーミングノートPC「BRAVO-15」シリーズも展示されていた。「Ryzen 5 4600H」+「Radeon RX5300M」を搭載する「BRAVO-15-A4DCR-058JP」が12万4220円、「Ryzen 7 4800H」+「Radeon RX 5500M」を備える「BRAVO-15-A4DDR-056JP」が15万9800円。「フォートナイト」もフルHD&「最高」設定で66fps、「中」まで落とせば214fpsと設定次第で非常に快適にプレイが可能。
もちろん、その場合はdGPUを搭載したノートPCになる。コストパフォーマンス的には、MSI製のゲーミングノートPCが人気とのことだが、子供を連れられたお客様の予算感は、おおよそ20万円くらい。前述した、できるだけ長く使いたい、どうせ購入するなら良いものを、という考えが念頭にあるならば、ゲーミングノートPCで20万円というのは、考慮に値するようだ。
ヨドバシAkibaのノートPCコーナーには、MicrosoftのSurfaceシリーズを並べ、椅子が用意され、座って実機を確認できるコーナーが併設されていた。Surfaceは、オプションで高性能なペンが選べ、絵を描いたり、画像や映像の処理をするクリエイティブ用途で選択する人も増えている。
マグネット取り付けるタイプカバーのキーボードを使用する2in1タイプもあるが、クラムシェルやラップトップと呼ばれる、ディスプレーを開いて使う一般的なノートPCと同じ形の「Surface Laptop」があり、この15インチモデルはRyzenモバイル・プロセッサーを搭載している。
クリエイティブ用途と言ってもピンキリで、人によって使い方はさまざま。たとえば、キーボードを取り外し、タブレットとして使い絵を描く人もいるだろうが、意外にも膝置きして使いたいからラップトップタイプがイイと「Surface Laptop 3」を選ぶ人もいるという。
使う用途として、フルHDくらいの映像編集、iPhoneなどで撮影した写真の整理や編集といった用途であれば、映像処理であればIntelよりもAMDのRyzenモバイル・プロセッサーの方が得意であると説明してオススメするとのこと。もちろん、さらに高解像度やプロの映像作品作りとなれば、高性能なdGPU搭載機であったり、それこそ高性能なデスクトップPCとなるが、求められる用途がライトなものであれば、Ryzenモバイル・プロセッサーのコストパフォーマンスは高い。
やはり今回取材したヨドバシAkibaのような大手家電量販店に訪れる人は、価格を重視してノートPCを選ぶ人が多く、コストパフォーマンスの高いRyzenモバイル・プロセッサー搭載のノートPCを結果として選ぶ人が増えて来ているようだ。
最新のRyzen4000シリーズ搭載ノートPCであれば、ほとんどが無線LANも最新規格であるWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応している。そうした無線LANの規格が分からず、価格だけで古い規格の製品を購入してしまう人もいるというが、今抽選予約で入手困難な「PlayStation 5」や「Xbox Series X」のような次世代ゲーム機でもWi-Fi 6対応だ。このように、PCのみならずコンシューマーゲーム機やスマホ、IoT家電も、あっという間に最新規格に対応してくる。
そうしたことも考慮して、価格だけでなく、できるだけ長く使える機能と性能を持ちつつ、コスパに優れているという点でRyzenモバイル・プロセッサー搭載ノートPCは、魅力的な製品になっている。自分では分からないという人は、それこそ今回取材したヨドバシAkibaなど、製品に詳しい店員さんのいる実店舗で相談して、購入を検討してみてはどうだろうか。
(提供:日本AMD)