2つのギミック、USBメモリーロックと金属ワイヤーロックを搭載
まずUSBメモリセキュリティを使い始める前に設定すべきことは、USBメモリセキュリティからUSBメモリーを取り付け取り外しするためのユーザー独自の3桁のPINナンバーを決定して設定することだ。
USBメモリセキュリティも、ごく一般的なワイヤーナンバーロックやアタッシェケースのナンバーロックキーと同様、ボールペンの先のような尖ったもので設定ボタンを押しながら忘れることのない任意の3桁の数字を設定する。
多くは自分や家族、ペットの誕生日などを設定するのが普通だろう。スマホのPINナンバーの4桁〜8桁より少ないたったの3桁なので、確率的には根気のある人が1000回試すと何時かは開いてしまう。しかしそれほどスムースに回転するダイアルでもないので、なかなか全組み合わせのトライは根性と気合がなければ不可能だろう。
実はこのUSBメモリセキュリティは、3桁のPINナンバーの設定だけで、Type-Aプラグの2つの穴を利用したUSBメモリーロックと、USBメモリセキュリティをどこかほかの場所に結わえ付けるための金属ワイヤーの施錠解錠の2つの役目を果たしてくれるギミックが搭載されている。
USBメモリセキュリティには表面と裏面があり、サンワサプライのロゴが記されている方が商品の表面だ。USBメモリーのUSBメモリセキュリティへの取り付け取り外しは、実は表面から見たPINナンバーの設定ではなく、企業ロゴのない裏面に見える3桁の数字が施錠解錠番号となる仕組みだ。
今回、筆者は7-0-9という3桁のPINナンバーをセットしたので、裏面側に表示される3桁の数字が7-0-9の並びに合わせるとUSBメモリーの取り外しが可能となる。そしてワイヤーロックの施錠解錠はUSBメモリセキュリティの表面から見た3桁のPINナンバーが7-0-9の並びになれば施錠解錠できるのだ。
ワイヤーロックは解錠時に片側を引き抜く構造だが、施錠時にもPINナンバーは解錠時のままダイヤルを回さずにロックする必要がある、施錠時はワイヤー先のボールをUSBメモリセキュリティの上部の丸穴に押し込めば自動的に横にスライドしてロックできる。しかし解錠時はワイヤーを横に引っ張りながら引き抜く操作が必要だ。

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