松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第115回
ディスプレー高効率化と、充電高速化の成果か:
Apple Watch Series 6で睡眠計測してもバッテリーは意外となんとかなる
2020年10月06日 09時00分更新
アップルは9月18日、第6世代となるApple Watch Series 6を発売しました。watchOS 7には睡眠計測、手洗いセンサーなどの新たな機能が備わり、またSeries 6固有の機能として、血中酸素飽和度を計測できるアプリが内蔵されました。
魅力が多い中、筆者が個人的に一番気にしているのが、睡眠計測機能です。スポーツトラッカーや他のスマートウォッチと比較し、Apple Watchが劣っている点でしたが、watchOS 7で標準実装され、それを前提として登場したApple Watch Series 6との組み合わせは、睡眠計測をよりやりやすくなっているのではないか、と踏んでいるわけです。
残念ながらカタログ値としては、これまで通り「1日(18時間)」という持続時間から伸びていません。つまり、Series 6になっても、1日1度の充電が必要だというわけです。そうした前提で、睡眠計測のためにApple Watch Series 6はどれだけ便利になったのか、試していきます。
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