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生徒児童1人あたり10円/月で子供たちの体温・健康管理「LEBER for School」、筑波大学附属駒場中・高等学校の導入

2020年10月02日 18時00分更新

文● ASCII

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 リーバーは9月29日、国立大学法人筑波大学附属駒場中・高等学校と体温・体調管理機能「LEBER for School」の利用契約を締結したと発表した。10月1日から中学校・高等学校の生徒853人・教職員54人が利用する。

 LEBER for Schoolは生徒児童1人あたり10円/月で子供たちの健康状態を毎日、自動集計できるスマホを利用したサービス。すでに、つくば市とつくばみらい市のすべての小・中学校や大阪教育大学附属天王寺小学校などでも稼働しており、国立大学附属学校での導入は、大阪教育大学附属天王寺小学校、上越教育大学附属中学校に続く3例目となる。

 生徒・児童とともに教職員も体温・体調チェックに使用でき、入力結果は自動的に学校側に送信されるので教職員は健康カードなど紙で集計することなく、学校全体の健康状況をグラフなどで集団解析することが可能。

 児童・生徒の家庭には毎朝、検温を促すプッシュ通知が送られ、入力し忘れを防止。家庭での検温で異常があれば登校を控えてもらうなど、校内クラスター感染を防ぐことにも繋がる。また、「健康予報」機能では、都道府県別の新型コロナウイルスの新規感染者数や自治体別学校発熱者(37.5度以上)の割合などを表示。医療相談アプリ「リーバー」をインストールすれば、医師に家族の医療や健康に関する相談をすることも可能になる。

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