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どうやって選ぶゲーミングノートPC?最新世代Ryzen&内蔵GPUとエントリーdGPU搭載ノートPCで比較

2020年09月28日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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機能バランスの光るエントリーノートPC

 一方、Lenovo「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」(以下、IdeaPad Slim 550 (15) )は、CPUにAMD「Ryzen 7 4700U」(8コア/8スレッド、2.0~4.1GHz)を採用した15.6インチノートPC。実売価格は10万9100円前後。本機はゲーミング向けを謳った製品ではなく、同社のエントリー向けのIdeaPadシリーズに属する。

 ゲーミングを謳うBravo-15よりも、やや薄型軽量。メタリックで黒一色のゲーム用途然としたBravo-15と異なり、プラチナグレーで落ち着いたモダンなデザイン。

 また、Bravo-15はインターフェースが映像出力と有線LAN、USBポート、ヘッドホンジャックと、ゲームに必要な要素のみを揃える一方、IdeaPad Slim 550 (15) はマルチカードリーダー、ウェブカメラを物理的に閉じられるプライベートシャッターを実装するなど、宅内利用やオフィスでのビジネス用途に適した機能を備えている。

ウェブカメラの上部のスイッチをスライドさせるプライベートシャッターで、物理的にカメラを隠せる。一時的にカメラの映像を素早く隠したいときや、万が一の乗っ取り対策にも安心な仕様だ

 スピーカーはDolby Audioに対応し、プリセットによって最適な音質を実現する他、イコライザーによって自分好みの音質に調整も可能。

プリインストールされたアプリにて音質の調整が行なえる

「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」の主なスペック
ディスプレー 15.6インチM
(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU AMD「Ryzen 7 4700U」
(8コア/8スレッド、2.0~4.1GHz)
メモリー 8GB
(DDR4-3200)
ストレージ 512GB SSD
(NVMe M.2)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
インターフェース HDMI出力、USB3.1 Type-C、USB3.0×2、4-in-1メディアカードリーダー他
公称駆動時間 約19時間
サイズ/重量 約356.7(W)×233(D)×17.9(H)mm/約1.76kg
OS Windows 10 Home(64ビット)

 Bravo-15はCPUこそRyzen 4000のHシリーズに属する上位モデルを採用しているが、GPUはある程度のPCゲームがフルHDで楽しめるとしている、Radeon RX 5500のモバイル向けである「Radeon RX 5500M」であるため、簡単に言えばゲーミング向けとしてはコスパが良く、高解像度でなければある程度のPCゲームが快適に遊べるノートPCに位置する。

 一方、IdeaPad Slim 550 (15)は、Ryzen 4000のUシリーズに属する「Ryzen 7 4700U」を搭載し、普段使いやビジネス用途に使い、たまにPCゲームや動画鑑賞といったエンタメ利用にも使える、といった製品になる。

 現状、Ryzen 4000シリーズ&Radeon RX 5000シリーズを搭載するノートPCの中で最も高性能なDellの「Dell G5 15」での検証記事は別記事を用意しているので、さらに重量級のPCゲームをノートPCで遊びたいと考えている人は、そちらを参考にして欲しい。

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