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Intel、Tiger Lakeこと第11世代Coreを正式発表、最上位のCore i7-1185G7はRyzen 7 4800Uを圧倒

2020年09月03日 03時10分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

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Ryzen 7 4800Uの2倍近いゲーミング性能で圧倒するCore i7-1185G7

 Intelは第11世代Coreプロセッサーの最上位モデル「Core i7-1185G7」(4コア/8スレッド、最大4.8GHz)は薄型ノートPCにおいて、生産性や創造性、ゲーミング、エンターテインメントなどの性能に置いて世界一のCPUと謳った。

Tiger Lake SoCのCPUやiGPU性能の紹介

Tiger Lake SoCの通信機能やインターフェースまわり

 Tiger Lake SoCは従来比でCPU性能が20%向上し、iGPU性能は2倍、AI処理性能に関しては5倍になったとしている。そして、Wi-Fi 6はもちろん、Thunderbolt 4、PCI Express 4.0(PCIe Gen 4)といった最新規格にも対応し、次世代モバイルノートPC向けCPUとして最大限のパフォーマンスを発揮できると期待される。

AMDのノートPC向けCPU「Ryzen 7 4800U」(8コア/16スレッド、最大4.2GHz)とのAI処理性能を比較

 Topaz Gigapixel AIを用いて、0.3メガピクセルの写真を5メガピクセルにAIで高精度にアップスケーリングするデモを行ない、競合であるAMDのノートPC向けCPU「Ryzen 7 4800U」に対して、2倍以上速く処理を終えるとアピール。このAIによる高速処理はiGPUを用いるDL Boostで実現している。

AMDのノートPC向けCPU「Ryzen 7 4800U」(8コア/16スレッド、最大4.2GHz)やdGPUとしてGeForce MX 350を搭載するノートPCとのゲーミング性能比較

 ゲーミング性能においても薄型ノートPCの中では大幅な性能アップを実現している。Ryzen 7 4800U搭載PCやGeForce MX 350+Coreプロセッサー搭載PCとの比較において、2倍近く高いフレームレートを出しているデモを見せた。第11世代CoreプロセッサーのiGPUであるXe-LPの実力は確かなものなのだろう。

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