Chatworkは8月24日、同社が提供するビジネスチャットサービス「Chatwork」においてMicrosoftの認証サービス「Azure AD」との連携を発表した。
Azure AD(Azure Active Directory)は、Microsoftが提供するクラウドベースの認証サービス。Windows 2000より標準装備されている「AD(Active Directory)」が組織単位で利用することを目的とした社内ネットワークの管理サービスなのに対し、Azure ADは、IT管理者がクラウド上のさまざまなウェブサービスやアプリケーションを登録して一元管理できる。
IT管理者はAzure ADのアカウントを各社員にひとつ付与するだけで、Chatworkを含むAzure ADに連携している複数のサービスにSSO(シングル・サインオン)を適応させることが可能なる。
今後、Azure AD側でChatworkのユーザーアカウントの追加や削除を行なうとChatwork上でもその変更が反映されるよう、Azure ADとChatwork間のユーザー情報の同期対応も視野に入れるとしている。