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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第30回

【鉄板&旬パーツ】Wi-Fi 6とともに対応が進む2.5GbE LANに注目

2020年08月23日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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複数のアダプターで
2.5GbEのパフォーマンスをチェック

 2.5GbE LANを装備したAMD Socket AM4向けのB550チップセット搭載マザーボードのASUS「TUF GAMING B550-PLUS」のほか、秋葉原のオリオスペックが扱っているノーブランド品のPCIe拡張ボードや、Amazonで購入できるUSB 2.5GbE LANアダプターなど、2.5GbE対応製品を複数用意した。

用意した2.5GbE対応LANアダプター
メーカー 型番 接続インターフェース 実売価格
ノーブランド NB-RT-8125-Sv2 PCI Express Gen2 x1 2500円前後
エアリア Mr.JACK(SD-PE25GLAN-1L) PCI Express Gen2 x1 3800円前後
エアリア Bakusoku Johnson(SD-UC25GLAN) USB 3.2/3.1 Gen1 Type-C 5500円前後
プラネックス USB-LAN2500R USB 3.2/3.1 Gen1 Type-A 3800円前後
UGREEN UGREEN 2.5GbE LANアダプター USB 3.2/3.1 Gen1 Type-C 3200円前後

 10GbE/5GbE/2.5GbEなどに対応するNETGEAR「XS505M-100AJS」と、10GbE×2、2.5GbE×4ポートを備えるバッファロー製スイッチングハブ「LXW-10G2/2G4」を経由した10GbE LAN(SFP+)搭載QNAP NASにアクセスした際のパフォーマンスを見てみた。

 チェックに使ったQNAP NASのストレージ領域は、Seagate NAS向けHDD「ST4000VN008」×4台で構築したRAID 5領域になる。HDD単体で170MB/sec程度のパフォーマンスを発揮し、10GbE(MTU1500バイト)接続時の実ファイルのコピー時は、300MB/sec後半の転送速度を発揮する。

 今回用意した2.5GbE LANのラインアップはマザーボードを除いて以下の6種類で、いずれもコントローラーはRealtek製でPCIeが「RTL8125」、USBが「RTL8156」を採用している。

 ちなみに、インテルからも2.5GbE LANコントローラー「I225LM」は登場しており、一部のマザーボードには「I225-V」が採用されている。また、QNAPからはNAS、Windows 10、Ubuntuなどに対応するPCIe×1インターフェースの「QXG-2G1T-I225」が販売されている(国内未発売)。

秋葉原のオリオスペックが販売するノーブランド品の「NB-RT-8125-Sv2」。2500円前後と手ごろな価格になっている

エアリア「Mr.JACK(SD-PE25GLAN-1L)」。実売価格は3800円前後

コントローラーはカニさんマークでおなじみのRealtekになる

筐体全体がアルミニウム素材のヒートシンク形状になっているエアリア「Bakusoku Johnson(SD-UC25GLAN)」

USB Type-Aコネクターを採用するプラネックスの「USB-LAN2500R」

ケーブルやスタンドなど、AmazonでおなじみのUGREEN製USB 3.2/3.1 Gen1対応2.5GbE LANアダプター。USB Type-C採用で、3200円前後と安価だ

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