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「空調寝具 快眠SOYO」試用レポ:

2万5000円の「空調付き抱き枕」熱がこもりにくいのが快適

2020年08月18日 09時00分更新

文● 盛田諒 編集●ASCII

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空調寝具 快眠SOYO
発売中
実売価格 2万5000円
アテックス

https://www.atex-net.co.jp/products/bed/bsa607/bsa607.html

 アスキー家事育児担当の盛田諒ですこんにちは。疫病、大雨、とどめに猛暑。これはもう神頼みしかあらへんということか、大阪企業のアテックスが鳥居の形をした「空調寝具」なるものを発売しました。ざっくり言えばファンがついた抱き枕のようなもの。正直涼しくなるものではないですが、熱がこもりにくく、寝汗で不快になりにくいのが特徴です。パンパン、寝られますように。

●「睡眠用うどん」に若干似ている

 アテックスの「快眠寝具SOYO」は、左右2つのファンから寝具に空気を送り、肌の汗や熱を逃がすという寝具。同社は同方式の敷きパッドを販売してきましたが、新製品として鳥居を作りました。

 足元からファンを通じて送られた空気は、桟の内部を通り、頭部脇から、湿気とともに排出。体に風を直接当てるのではなく、発汗による気化熱を体の冷却に使うしくみです。同社の試験では、接触面の温度は5分で平均マイナス2℃、湿度は15分で平均マイナス15%の変化があったといいます。

足元に2つのファンがついている

中材にファンからの風を入れるしくみ

 ちなみに鳥居のような形にしたのは、胸元に横向きの桟があるとかけぶとんのような安心感があるからだそうです。寝具を風が吹き抜けている公式画像がいかにも気持ちよさそうです。ちょっと前話題になった、悟空のきもちの「睡眠用うどん」にも若干似てますね。

かけぶとんのような安心感があるという(公式画像)

 中材は、枕などに使われる3Dエアファイバーという通気性のいい樹脂を、ふわっとしたポリエステル綿で包んだ構造。カバー素材はさらっとしたテンセル素材で、サイズは幅100cm×奥行き190cm、重さは約2.5kg。風量は高・中・低の3段階から選択可。ファンは取り外して、カバーの洗濯ができます。電源はACアダプターで、モバイルバッテリーも使えるようになっています。

ファンを取りはずしたところ

ファンを取り外してカバーを取ったところ

モバイルバッテリーも使える

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