このページの本文へ

「空調寝具 快眠SOYO」試用レポ:

2万5000円の「空調付き抱き枕」熱がこもりにくいのが快適

2020年08月18日 09時00分更新

文● 盛田諒 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

●カタログに比べて超絶地味な効果

 実際に抱いてみました。

やわらかい

 ごろんと横になってスイッチを入れると、足元から勢いよくファンの回転音が聞こえます。「高」はやや大きいですが、寝られないほどではないです。どれだけ涼しくなるかと寝転がりながら待つこと5分、大きな変化なし。排気部に手をかざしてみましたが風が出ている様子もありません。

風量は「高」にした

風は感じられず

 「もしやキツネに化かされたか?」(鳥居だけに)と思いつつごろごろすること15分、ふと寝具とふれているところが暑くなっていないことに気づきます。もしやこれが空調効果? 先述のCGに比べてしまうと超絶地味ですが、たしかに熱がこもりにくくなっているようでした。それならそう書いてくれ。「雲の上にいるようなリラックスした眠り」なんて書くから期待するやんけ。

「雲の上にいるようなリラックスした眠り」(公式画像)

 鳥居形状はあおむけ、うつぶせ、横向きなどさまざまな寝方ができるというのでいろいろ試してみましたが、普通に抱き枕として使うのが一番しっくりきます。ただV字状に折ってしまうと気流がとどこおって効果が薄れてしまうというので、若干寝方に気配りが必要になったところはありました。

鳥居スタイル

鳥居スタイル(足ばさみ)

鳥居スタイル(腕・足ばさみ)

 寝具の中材にファンがあてられているだけなので、取りはずしは比較的簡単。洗濯のときもそれほど手間はなさそうです。重量約2.5kg、ファンが若干重いのでふとんをしまうときに若干よっこらしょという面倒はありました。

カテゴリートップへ