7月15日(現地時間)、シャオミはオンラインによる発表会「Xiaomi Ecosystem Product Launch 2020」を開催。スマートバンドの最新モデル「Mi Band 5」をはじめ、電動スクーターやTVスティックといったIoT機器をメインとした新製品を発表した。なお、今回の発表会はグローバル向けで、日本市場への展開などは公表されていない。
1億台以上売ったシャオミのウェアラブル端末の最新モデル
「Mi Band 5」が登場
最初に発表されたのは、ウェアラブル機器のスマートバンド「Mi Band 5」。シャオミはウェアラブル機器を世界で1億台販売しており、トップメーカーとなっていることをアピール。その原動力となっているのがMi Bandシリーズだ。
そのMi Band 5は1.1インチの有機ELパネルを搭載し、前モデルよりも20%拡大。大型ディスプレーの採用と操作性の向上で、アクティビティーログやスマートフォンからの通知などの各種情報が見やすくなっている。
またバンドディスプレーのデザインは65種類以上用意。キャラクターがアニメーションするバンドディスプレーも利用可能となっている。表示する内容もユーザーがカスタマイズでき、必要な情報がすぐに確認できるのがポイント。
カラーバリエーションはオレンジ、イエロー、ネイビーブルー、ブラック、ミントグリーン、ティールの6色。防水機能は5ATM(水深50mに相当する圧力に対応)で、水しぶきやシャワーだけでなく、水泳中にも装着できるとのこと。
バッテリーの持続時間は最大14日。充電アダプターは従来のモデルとは違い、マグネットで装着するタイプを採用。手軽に充電できるようになっている。
トレーニングの計測は新たにインドアサイクリング、エリプティカル、ヨガ、ローイングマシーン、縄跳びの5つを追加し合計11種。フィットネスジムなどにある機器やトレーニングに加えて、日本でもなじみのある縄跳びが加わっているので、国内で発売されれば使用するユーザーは多そうだ。
価格は39.99ユーロ(約4800円)で早期購入割引として34.99ユーロ(約4200円)で提供予定。
接続が簡単になった完全ワイヤレスイヤホンも
続いて発表されたのは、左右独立タイプのイヤホン「Mi True Wireless Earphone 2 Basic」。14.2mmのダイナミックドライバーを搭載しハイクオリティーな音質になっているとのこと。さらに接続設定などのインターフェースを簡略化し、耳から取り外すと音楽が停止。
マイクはそれぞれのイヤホンに2基搭載。このマイクを効果的に使い、ノイズキャンセリング機能を働かせているため、通話やビデオ会議などでクリアな音声を送ることができるようになっている。
連続使用時間は最大5時間。本体ケースは充電用バッテリーとなっており、イヤホンをセットすれば充電開始。最大20時間の利用が可能だ。ケースの充電はType-Cから行なう。
価格は39.99ユーロ(約4800円)で、こちらも早期購入割引があり29.99ユーロ(約3600円)で販売予定となっている。
公開当初、内容に一部間違いがありました。お詫びして修正いたします。(7/17 20:00)