シャオミのSIMフリースマホ「Xiaomi Redmi Note 9S」を使ってみました。4GB+64GBモデルが2万4800円(税込)、6GB+64GBモデルでも2万9800円(税込)と、気軽に買えちゃう価格ですが、6.67型のフルHD+ディスプレーを搭載し、カメラは4眼(インカメラを含めると5眼)という充実したスペックを備えたモデルです。
発表会はオンラインで行なわれたため、これまで実機に触れる機会がなかったのですが、ようやくシャオミから借りることができました。Xiaomi Redmi Note 9Sは本当にお買い得なモデルなのか? それとも安いなりの面はあるのか? 1週間ほど使ってみた率直な感想を述べたいと思います。
デザインは◎
トリプルスロット搭載も魅力
Xiaomi Redmi Note 9Sは6.67型の大画面ディスプレーを搭載。ベゼルは細めで、パンチホール型のインカメラを備え、91%の画面占有率を実現しています。低価格のスマホは、パンチホールやノッチを採用していても、ベゼルが太くて、やぼったい印象を受けることもありますが、Xiaomi Redmi Note 9Sは、パッと見はハイエンドモデルと比べても見劣りはしません。
ボデイー幅は76.68mmで、画面の大きさを考えると、妥当なサイズといえるでしょう。片手でも電話の発着信はできますが、文字を入力しようとすると端末を落としそうになったり……という微妙な大きさです。しかし、画面表示を片手操作モードに切り替えることもできます。
右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。なお、インカメラでの顔認証も利用できます。
左側面のSIMカードスロットには2枚のnanoSIMに加えて、microSD(最大512GB)も装着可能。DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を利用しつつ、ストレージを拡張できるわけです。これはXiaomi Redmi Note 9Sならではのアドバンテージといえるでしょう。
カラバリは3色から選べますが、筆者は「オーロラブルー」を借りました。背面パネルは曲面ガラスを用いた光沢の強い仕上がりで、磨かれたメタル素材のようにも見えます。カメラは中央上部に配置し、シンメトリーのデザインになっています。見栄えがよいことに加えて、撮影する際に指がレンズにかかりにくいことも利点でしょう。
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