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おうち時間を快適に過ごそう! ゲームや動画配信など新たな趣味も超快適なハイエンドPC「G-Tune HP-Z」

文●藤田忠 ●編集 ASCII

提供: マウスコンピューター

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エンコード処理中も静かにしっかりとCPUを冷却

 処理中、CPU負荷率がほぼ100%に張り付く写真現像や動画エンコード。そうした処理中のCPU温度と動作音もチェックしてみた。「HWiNFO」を使って、アプリケーションの処理中をモニタリング。5分間(「Adobe Photoshop Lightroom」は3分間)のCPU温度(CPU Package [℃])から平均値を求めた。

 動作音は「G-Tune HP-Z」を机下に設置し、椅子に座った際に頭が位置するだろうフロントトップから60cm上の位置で計測している。

写真現像や、エンコードを行なっている際のCPU温度。処理中の平均と最大温度をまとめた

写真現像やエンコードを行なっている際の動作音

 いずれの処理中も最大温度は82度前後に達しているが、平均温度は60度後半~70度前半と、120mmサイズラジエーターの水冷CPUクーラーで問題なく冷却できている。

 GPUクーラーを除くと、搭載ファンはラジエーター搭載の120mmファンのみになるため、動作音も非常に静かで、アイドル時との差は2dBA程度に収まっている。深夜の作業も安心して行なえるだろう。

WQHDでゲームプレイしながらの録画配信も快適

 続いては、PCでやりたいこととして挙げる人が増えているゲームの録画配信を試していこう。人気ゲームの「レインボーシックス シージ」と「バイオハザード RE:3」をプレイした模様を、「OBS Studio」を使って録画配信してみた。

 プレイ解像度は、4K解像度ほどではないにしても高精細な映像を表示でき、かつコスパにも優れるとあって近年人気なWQHDゲーミングディスプレーとの組み合わせを想定して、2560×1440ドットに設定している。

 「OBS Studio」の録画と配信の解像度は1080p、60fpsに設定。そのほかの設定は録画が、エンコーダにGPUで処理を行なうNVIDIA NVENC H.264(New)を選択し、レート制御をCBR、ビットレートを40000Kbps(40Mbps)、プリセットをMax Quality、プロファイルをhighに設定。配信は、エンコーダーにx264、そのほかはCBR、9000Kbps、fast、highといった設定にして、Twitchにストリーミングする。

 そのうえで、録画配信時のフレームレートを計測したほか、配信映像にタスクマネージャーを加えてCPU占有率をチェックしてみた。

GPUで高画質録画し、CPUで配信を行なった

録画エンコーダーもCPU(x264)に設定すると、レインボーシックス シージでも20スレッドのCPU負荷率は100%に達してしまい。生成された動画はかなりカクカクしたものになってしまう

 プレイに関して言えば、試用機の「G-Tune HP-Z」はGeForce RTX 2080 SUPERにカスタマイズされているだけあってWQHDゲーミングも余裕で、「レインボーシックス シージ」ならリフレッシュレート144Hz駆動でのプレイも可能。高リフレッシュレートでのプレイはそれほど重要ではないかもしれないが、「バイオハザード RE:3」も同様で、100fpsを超えるフレームレートになっている。

レインボーシックス シージをフルHDとWQHD解像度の最高画質、レンダリングのスケーリング100%でプレイした際のフレームレート

バイオハザード RE:3をフルHDとWQHD解像度の最高画質でプレイした際のフレームレート

 続いて「レインボーシックス シージ」と「バイオハザード RE:3」をプレイしながら、「OBS Studio」で録画配信を実行した際のフレームレートなどを見ていこう。

 フルHD、40Mbpsで録画しながら、フルHD、8Mbpsの配信を行なったため、録画配信時のフレームレートへの影響は大きく、かなり下がっているが、WQHDで60fps程度でのプレイなら可能だ。

レインボーシックス シージを録画配信した際のフレームレート

バイオハザード RE:3を録画配信した際のフレームレート

 録画配信中のタスクマネージャーのCPU使用率は「レインボーシックス シージ」が80%台、動作クロックは4.6GHz台で推移し、「バイオハザード RE:3」はCPU使用率が50%台と低めで、動作クロックは4.7GHz台になっていた。両ゲームともCPUに余力を残しつつ、録画配信を行なえている。もちろん、録画した映像に目立ったカクツキはなく、WQHDプレイ時は、そのキレイな画質をしっかりと残せている。

 なお、ゲーム録画配信中のCPU温度や動作音も問題なく、CPU温度は「バイオハザード RE:3」で最大85度を記録したが、おおむね70度台後半で推移していた。動作音は、GPUクーラー搭載ファンが高速で回転するため、クリエイティブ系アプリよりもアップするが、それでも38.7dBAと、静かと言える値になっている。

レインボーシックス シージをWQHDでプレイしつつ、録画配信した際のタスクマネージャー

バイオハザード RE:3をWQHDでプレイしつつ、録画配信した際のタスクマネージャー

G-Tune HP-Zでゲームやクリエイティブを満喫

 10コア/20スレッドCPUのCore i9-10900Kに、ゲーミングだけでなく録画配信やクリエイティブ関連のGPU処理も安心してまかせられるNVIDIA GeForce RTXシリーズ搭載ビデオカードなど、不満のないスペックになっている「G-Tune HP-Z」。

 さらに20スレッドCPUを冷却できる水冷CPUクーラーにより、高負荷処理やゲーミングを楽しんでも動作音がそれほど大きくない点も魅力と言える。

新たな趣味を快適に始められるマウスコンピューターのハイエンドゲーミングPCの「G-Tune HP-Z」

 クリエイティブやゲーム、録画配信といったさまざまな用途で大満足できることだろう。現在も外出自粛の機運が続いているが、そうしたなか新たにこうした趣味を始める人にもオススメだ。

(提供:マウスコンピューター)

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