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最後のBlackBerryスマホ!? 「BlackBerry KEY2 Last Edition」が299台限定で発売

2020年06月30日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII

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 FOXは、BlackBerryシリーズの現行機種「BlackBerry KEY2」の日本オリジナルモデル、「BlackBerry KEY2 Last Edition」を299台限定で発売した。価格は6万9800円(税込)。直営ストアの「FOX 阪急メンズ東京」と公式オンラインストアで扱われる。

BlackBerry KEY2 Last Edition

今年8月で販売終了の現行BlackBerry端末
国内オリジナルで299台限定で登場

 小型QWERTYキー付きスマホとして、iPhone登場以前から人気を博したBlackBerry。2006~2013年にかけてはドコモからも端末が提供されたが、iPhone/Androidの躍進の一方で独自OSの進化に苦戦。QNXベースのBlackBerry 10を最後に、2015年にはAndroid搭載モデルをリリースすることになった。そんななかBlackBerry社はセキュリティーソリューションベンダーへと事業を集約。2016年には自社での端末製造を終了するが、その後はTCL Communicationが同社からライセンスを受けて、AndroidベースのBlackBerry端末を提供してきた。

ドコモ版のBlackBerry Bold

 BlackBerry KEY2もそうしてリリースされたモデルだが、そのTCL Communicationは2月に、今年8月31日でのライセンス契約終了と端末販売終了を公表している(サポートは2022年8月末まで継続予定)。

 というわけで、国内正規品として入手可能な最後のBlackBerry端末になると思われるのが本機となる。2015年10月から国内代理店としてBlackBerry端末を販売してきたFOXによる日本オリジナルモデルで、側面には限定299台であることを示すシリアルナンバー、またLast Edition限定のアラミドケースもパッケージに含まれる。

側面には刻印が

パッケージには限定のケースもセット

 BlackBerry KEY2の主なスペックは、4.5型ディスプレー(1620×1080)、Snapdragon 660、6GBメモリー、128GBストレージ、12メガ+12メガカメラ(イン8メガ)、3500mAhバッテリー、Android 8.1など。日本国内向けの設計で、プラチナバンドを含むドコモ/au/ソフトバンクのネットワークで利用可能。端末右側のスピードキーと対象のキーを組み合わせることで任意のアプリを起動できるなどの機能も持つ。

「BlackBerry KEY2」の主なスペック
ディスプレー 4.5型(13.5:9)
画面解像度 1080×1620
サイズ 71.8×151.4×8.5mm
重量 160g
CPU Snapdragon 660(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
OS Android 8.1
対応バンド LTE:1/2/4/3/5/7/8/12/13/17
/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
CA ○(3CC CA)
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ アウト:12メガ+12メガ
/イン:8メガ
バッテリー容量 3500mAh
生体認証 ○(指紋)
SIM形状 nanoSIM
USB端子 Type-C
カラバリ Black
価格 6万9800円
 

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