ワークスモバイルジャパンは6月29日、パシフィックポーターが提供する理美容サロン専用予約一元管理システム「かんざし」との連携を発表。連携ソリューションの提供を開始した。
かんざしは予約サイトから入る予約を自動で取りまとめる一元管理サービス。さまざまなサイトで発生する予約の自動で取り込み、編集やキャンセル、面倒なシフト管理なども全て一元で管理できる。サービスの利用により、複数サイトを利用する際の懸念となる予約のバッティングを抑止、サロンの予約受付業務の効率を高めることができる。一元管理システムとサロン向けの自社予約機能を初期費用無料、月額5000円で提供している。
LINE WORKSとかんざしの連携ソリューション「Reserve Tech for LINE WORKS」では、かんざしデータベースに保管されている予約情報(自社サイトおよび各種理美容関連情報サイトからの予約を集約した情報)をLINE WORKSのトーク画面上で閲覧することができ、予約状況確認や新規予約登録をスマホ上で完結できる。
また、スタイリストはLINE WORKSで顧客のLINEアカウントを友だち登録でき、メッセージを送ることにより親近感のある個別アプローチが可能。LINE上で企業の自社サービスを提供できる「LINE ミニアプリ」を活用すれば、理美容サロンはLINE上に予約ページも設置できるという。
利用料金は500円/1スタイリスト。かんざし連携が必須だが、今後順次各システムとの連携を進めてサロンのシステム導入にあわせる形で提供するとしている。