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LAVIE開発者に聞くテレワークに特化した最強のプレミアムモバイルノート誕生の裏側

世界最軽量にこだわることを辞め、ユーザーが使いたくなるものをつくると決めた<LAVIE Pro Mobile>最新モデルの強み

2020年06月29日 21時00分更新

文● 相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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テレワーク機能強化の注目点:
外出先でも安心の"Security"

漆原:次が"Security"です。新機能として、斜めからののぞき込みを防止する「LAVIEプライバシーガード」を搭載しました。

みやの:本当だ。斜めからだと真っ暗になって何も見えませんね。これはどういう仕組みになっているのですか?

森部:液晶とバックライトの間にフィルターが入っています。これまでは、こうしたのぞき見防止のためには、物理的に下敷きのようなフィルターをディスプレイに貼る方法がありましたが、それだと正面の輝度も落ちてしまいます。その点、プライバシーガードは正面で作業しているときの輝度があまり落ちないことが大きなメリットです。また、この角度は、カフェや新幹線で作業しているときに見えないように配慮されています。

 また、これに加えて、誰かが背後からのぞき見をしていると教えてくれる「LAVIEプライバシーアラート」機能も新たに搭載しています。これは、ユーザーの左右どちらかの背後に人が立つと、ディスプレイ画面のその方向にアラートマークを表示して知らせてくれる機能です。

みやの:これは便利そうですね。後ろから、気づかれないようにコッソリ近づかれても分かってしまうわけですね。

プライバシーアラート使用時。背後に人が立つと、その方向にアラートが表示される。アラートが出た際に、自動でプライバシーガードをオンにすることも可能だ。

テレワーク機能強化の注目点:
5G/LTE搭載モデルもそろった"Network"

みやの:最後の"Network"はLTEや5Gに対応していることですか。5Gをアナウンスされたときは結構な驚きでしたが。

森部:そうですね。技術訴求として、モバイルでの5G搭載にチャレンジしたかったということもあります。直販モデルでは「LTE対応モデル」を販売中で、5G通信に対応したモデルは10月以降に販売予定です。

「モダンスタンバイと、5G/LTE機能の調整に苦労した」と話す漆原氏。

みやの:LTEモデルはどのぐらい需要があるものなんでしょうか。

漆原:LTEモデルには一定の需要があり、前モデルの発売直後は、直版モデルを購入された方のうち、2~3割の方がLTEモデルを選んでいらっしゃいました。最近はテレワークされる方からのLTE需要も徐々に伸びてきました。

みやの:ちなみに、5Gを搭載するのは大変でしたか?

漆原:アンテナやモジュールがLTEとはちがうので、大変でしたね。また、モダンスタンバイ中にパソコンを閉じた状態でも通信するので、それも考慮する必要がありました。まだ5Gモデルの開発は終わっていないので、これからさらに出てくるかもしれません。

LAVIE Pro Mobileの内部。写真はLTE搭載モデル。

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