LAVIE開発者に聞くテレワークに特化した最強のプレミアムモバイルノート誕生の裏側

世界最軽量にこだわることを辞め、ユーザーが使いたくなるものをつくると決めた<LAVIE Pro Mobile>最新モデルの強み

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

提供: NECパーソナルコンピュータ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

テレワーク機能強化の注目点:
キーボード改良で効率アップの"Productivity"

みやの:<LAVIE Pro Mobile>はもともと超軽量ノートPC市場を切り開いてきたモデルなので、すでにモバイルについては極めていると思うのですが、その"テレワークのため"のPCとして重視している部分について詳しく教えてください。

漆原めぐみ氏(以下、漆原):はい。まず"Productivity"、つまり生産性です。開いてすぐ起動して使える「モダンスタンバイ」機能を新たに搭載したほか、キーボードを大幅に強化しています。キーの形状を変えて、よりタイピングしやすくしました。

左が、2020夏モデル。全体のキーボードサイズが18mm拡大している。

森部:キーストロークも改良しています。「ThinkPad」のデータでベストストロークは1.5mmとあったのを参考に、これまでの1.2mmから1.5mmにしています。また、タッチパッドもキーボードとバランスをあわせて10%横長にし、かつボタンのクリック音を抑えた静音設計にしました。オンライン会議のときに、タッチパッドのカチカチという音がけっこう聞こえるので、大事な要素のひとつです。

みやの:本当だ。比べてみると、かなり大きくなっているのがわかります。キーボードのアルファベットの大きさも以前と変わっていますね。

森部:そうなんです。実はキーボードの刻印の大きさも、アルファベットを1.1倍にし、ひらがなを80%にしました。

キーストロークを1.5mmにし、よりタイピングがしやすくすることにより、生産性向上を目指した。

漆原:その他にも、液晶の明るさは、輝度センサーによって周囲の明るさに合わせて自動で調整されます。「外付けのディスプレイにも出力したい」というユーザーの声を受け、USB Type-Cでのディスプレイ出力にも対応しました。

 また、独自に「スマートポインター」や「スナップウィンドウ」という視線操作機能を新たに搭載しています。これは、視線を向けた方のディスプレイにマウスカーソルやウィンドウを移動できる機能です。

テレワーク機能強化の注目点:
ストレスなしのオンラインを実現する"Online Meeting"

漆原:次が、"Online Meeting"です。ヤマハと共同開発したAudioEngineのミーティング機能を強化し、エアコンや屋外の雑音をカットする「ノイズサプレッサ」機能や、部屋の残響を抑える「ルームエコー抑制」機能を追加しました。

森部:マイクの位置も変わりました。天板に穴をあけて、液晶の上部にマイクをレイアウトしました。指向性を考え、開いた時にどちらの方向からでも声を拾うことができ、1台を使って多人数が参加する会議でも重宝します。

マイクは液晶上部に配置されている。

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
2023年
01月
04月
05月
06月
07月
08月
10月
11月
2022年
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
05月
11月
2018年
01月
02月
2017年
01月
02月
07月
08月
10月
2016年
01月
09月
10月
11月
12月
2015年
05月
07月
08月
09月
10月
12月