ゲームもテレワークも1台でこなしたい!
テレワークもOKな120Hz液晶の15型ゲーミングノートPC<IdeaPad Gaming 350i>レビュー
2020年06月30日 20時30分更新
CPU・GPU、メモリ、ネットワークを酷使する負荷テストを実行してみた
ゲーミングPCの場合、高い負荷がかかった際の安定性も重要な要素だ。ビジネスにおいても同様に、(Windows updateは別として)業務中やオンライン会議中で不意にシャットダウンする状況は避けたいし、一定の負荷が続くと不調になるようでは仕事で使えないはずだ。そこで、CPUとGPU、メモリ、ネットワークを酷使する状態を組み立ててゲーム配信環境を構築し、<IdeaPad Gaming 350i>の負荷テストを行ってみた。
負荷テスト時の配信画面キャプチャー。「ファンタシースターオンライン2」を仮想フルスクリーンで起動し、その前画面にVRM形式3Dモデルデータ操作ツール「VMagicMirror」で3Dキャラをデスクトップ上に表示。さらにその状態をお手軽3Dアバター配信ソフト「VDRAW」で取り込み、OBS Studio経由でYouTubeに配信
「ファンタシースターオンライン2」(以下、PSO2)を仮想フルスクリーンで起動し、その前画面を「VMagicMirror」で3Dキャラをデスクトップ上に表示。この「VMagicMirror」は、VRM形式3Dモデルデータを表示し、VR機器を使わずにアバターとして操作できるようにするというツールだ。
さらにその状態をお手軽3Dアバター配信ソフト「「VDRAW」」で取り込み、そのデータをビデオ録画・生放送用ツール「「OBS Studio」」経由でYouTubeに配信。これを2時間ほど続けてみた。なお3Dモデルはmio氏製作によるものだ。
負荷テスト中はさすがに爆音・爆熱状態だったのだが、冷却性能が負荷に負けることはなく問題なく2時間のテストを終えることができた。PSO2のフレームレートは60FPSを上限としていたものの、ほぼ貼り付きだったため、カジュアルゲームをプレイしながら配信するくらいならばOKといえるだろう。
これだけ高負荷をかけるとWASDキー周辺はやや熱を帯びるが、ファンの駆動音については、ファン全開ながら高周波は控えめで、ヘッドホンをしていれば気にならないレベルだ。マイクがファンの駆動音をもろに拾うこともなかった。
ゲーム・ビジネスを問わず性能を活かしきるなら、
16GBメモリ搭載モデルがオススメ
まとめると、レノボ・ジャパンの15.6型ノート<IdeaPad Gaming 350i>は、オニキスブラックを基調とするシンプルなデザインで、テレワーク需要などビジネス用途にも応えられるゲーミングノートPCだ。
ハードウェア構成はまとまりが良く、直販モデルによっては16GBメモリを選択できる点もポイントだ。ゲームプレイにしろ、ゲーム配信にしろ、ビジネスでのオンライン会議+αにしろ、Core i7 CPUに16GBメモリという構成がおすすめ。まずは16GBメモリから検討していくといいだろう。
(提供:レノボ・ジャパン)















