テレワーク推奨で俄然気になる家庭のパソコン選び
仕事を家に持ち込まざるを得ないご時世、家庭で導入すべきパソコン<LAVIE Home Mobile>&<LAVIE Home All-in-one>Wレビュー
2020年06月30日 20時00分更新
日本の企業でもテレワーク化が定着しつつあり、ビジネスマンの働き方は大きく変わってきている。Microsoft Teamsなどのオンライン会議サービスが急速に浸透し、自宅でのテレワークを中心に、これまでとは違う環境で仕事をする人も増えただろう。
だが、実際に家で作業をしてみると、オフィスとの違いに戸惑うことも少なくない。端末さえあれば、資料の閲覧やメールなどは場所を問わずできるかもしれないが、オフィスと同等の生産性を発揮するためには、働き方に合わせたパソコン選びが重要だ。そこで今回は、テレワークがより快適になるマシンを紹介しよう。
家の中でも、持ち歩きを考慮したノート型PC
NECパーソナルコンピュータの<LAVIE Home Mobile>は、家庭内で「スマホよりPCでやったほうが楽かも……」と思える作業を、家の中のどこででもできるPCとしてラインアップされたモデルだが、もちろん、テレワークに必要な要件もばっちり揃っており、同社が規定する"テレワーク特化パソコン"としてもラインアップされている。
テレワーク用のマシン選びでも押さえておきたいのがモビリティ性能だ。家から出ないのに持ち運びやすさも何もないだろうと思うかもしれないが、実際に働いてみると、一箇所で集中して仕事を続けるのは意外と難しいことに気付く。
掃除などの家事をしている家族の横や子どもが遊んでいる側では集中できないし、電話やオンライン会議もやりにくい。自分専用の部屋やデスクがあれば別だが、意外と居場所がなく、作業場を求めて家の中を転々とする人も少なくないだろう。ときには、ソファやベッドに座って膝の上でパソコンを使うこともあるはずだ。
<LAVIE Home Mobile>は、14インチのフルHD液晶搭載でメインマシンとしても使えるサイズだが、左右が狭額縁になっていて仕様以上にコンパクトな設計となっている。厚さ約19.4mm、幅約326.8mm、奥行き約226mmと同じクラスのマシンに比べてスリムなので、止むを得ず外で仕事をする際に持ち歩いてもカバンへの収まりが良く、負担を軽減できるバランスの良いモデルだ。
<LAVIE Home Mobile>には、CPUにCore i7-8565Uを搭載した上位モデルのHM750と、Core i3-8145Uを搭載したスタンダードモデルのHM350の2機種がラインアップされている。ExcelやWordなどのMicrosoft Officeの利用やWeb閲覧くらいの仕事であれば、HM350でも十分だが、画像を加工してプレゼン資料などを作成したりする仕事の場合は、上位モデルのHM750をおすすめしたい。なので、ここでは、HM750を中心に紹介していこう。
| <LAVIE Home Mobile>の主なスペック | ||
|---|---|---|
| 型名 | HM750/PAシリーズ | HM350/PAシリーズ |
| OS | Windows 10 Home | |
| CPU | Core i7-8565U 1.80GHz (最大4.60GHz)[4コア/8スレッド] |
Core i3-8145U 2.10GHz (最大3.90GHz)[2コア/4スレッド] |
| メモリ | 8GB (メインメモリ増設サービス利用時 最大16GB) |
4GB (メインメモリ増設サービス利用時 最大16GB) |
| ディスプレイ | 14.0型ワイド フルHD(狭額縁) スーパーシャインビュー (1920×1080ドット) |
|
| ストレージ | 約512GB SSD (PCIe) | 約256GB SSD (PCIe) |
| サウンド | ステレオスピーカ(2W+2W)ヤマハ製 AudioEngine | |
| Webカメラ | HD対応 92万画素 | |
| 通信 | Wi-Fi(IEEE802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth | |
| バッテリ駆動時間 | 約9.0時間(JEITA Ver.2.0) | 約9.5時間(JEITA Ver.2.0) |
| サイズ/重量 | 約326.8(W)×226(D)×19.4(H)mm/約1.5kg | |
| Office | Microsoft Office Home & Business 2019 | |


















