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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第99回

もしアップルがLightningを廃止したら

2020年06月04日 09時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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●Lightning廃止が近づく?

 2021年にはiPhoneからLightningコネクタが廃止される可能性があるとのことです。じゃあ変わりは何になるのか?という疑問に対して、多くの人は「USB-C!」と答えるかもしれません。

 実際、iPad Proには2018年からUSB-Cが採用されました。個人的に色々試した結果、割となんでもつながる、というのが感想です。メモリカードやUSBメモリ、キーボード、マウス、ヘッドフォン端子付きのUSBコンデンサマイクなど。大抵の場合、USB-Cハブを介して電源と複数のアクセサリを接続しているのですが。

 アクションカメラ、ミラーレス一眼など、USB-C端子を備えるアクセサリが手元にも増えてきているので、iPhoneがUSB-Cになってくれても一向に問題ありません。ケーブルはだいぶ買い足す必要がありますが…。

 しかし、そうした夢は打ち砕かれる可能性があります。全く違う新しい独自規格、Smart Connectorになるかもしれない、とアップルリーカーのFudgeは言うのです。すでに篠原さんがASCII.jpでも伝えています

 これまでも、iPhoneのリーク情報にSmart Connectorの影が写った画像は出回っていました。しかし少なくとも2019年登場のiPhone 11は、これまで通りLightning端子を搭載し、Lightning - USB-Cケーブルを使うことで、最大18Wの急速充電に対応することができています。

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