名刺サイズのコンパクトボディ
最大転送速度1050MB/sをうたう外付けSSD「Samsung Portable SSD T7」
日本サムスンの販売特約店であるITGマーケティングは5月26日、USB 3.2 Gen2インターフェースに対応した外付けSSD「Samsung Portable SSD T7」を発表した。価格はオープンで、想定価格は500GBモデルが1万4980円、1TBモデルが2万5480円、2TBモデルが4万6980円。6月上旬より発売する。
T7は、PCIe NVMeテクノロジーとUSB 3.2 Gen2インターフェースを組み合わせた製品。シーケンシャル読み出し速度を最大毎秒1050MB、シーケンシャル書き出し速度を毎秒1000MBまで向上。同社の現行モデルのPortable SSD T5と比べておよそ1.9倍、外付けHDDと比べておよそ9.5倍の転送速度を実現したとする。
AES 256bitハードウェア暗号化に対応し、パスワードを設定することでファイルを安全に保存できる。最大2メートルの高さからの落下にも耐えうる堅牢性を備えた頑丈なメタルボディを採用する。また、3年の限定保証が付属する。その他、ePCMテクノロジーと「Dynamic Thermal Guard」機能により、熱制御と温度管理を実現し製品表面の過度な温度上昇を抑えるという。
本製品は重さおよそ58g、およそ幅85×奥行き57×厚さ8mmとコンパクトな名刺サイズ。カラーはインディゴブルー、メタリックレッド、チタングレーの3色展開。なお、一部のモデルは受注後、メーカーからの取り寄せとなる。
Windows PCおよびMac向けの管理ソフトウェアがプリインストールされており、パスワードの設定、最新ファームウェアへの更新が可能。また、Androidスマホやタブレット向けのモバイルアプリをGoogle Play Storeからダウンロードできる。管理ソフトを利用すると、同じパスワードで異なるOS間でのデータの受け渡しが可能になる。対応OSは、Windows 7以降(管理者権限のみ)、Mac OS X 10.10以降、Android 5.1以降。
USB 3.0およびUSB 2.0をサポートし、USB Type-C to CケーブルとUSB Type-C to Aケーブルが付属する。
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