●新しい生活様式への対応
Apple Storeがオープンしても、前述のように短縮営業であると同時に、顧客に対してマスクと検温を求め、人の密集を避けるために入店人数を制限するなど「新しい生活様式」に対応する運営をしていくことになります。
Apple Storeの一つの役割は、人々が自由にアップル製品に触れること。しかし不特定多数の人が製品に触れると、これをきっかけに感染が拡大する可能性もあります。そこでアップルは開店時、閉店時の店舗の消毒を徹底することに加え、展示した製品やテーブルなどのあらゆる表面を消毒します。
幸い、アップル製品の大半を占めるガラスやアルミニウムは、アルコールによる消毒が可能であることは、すでにiPhoneのサポート文書でも語られています。
また、Apple Storeはサポート拠点としても機能しており、修理で顧客の製品が持ち込まれることも多々あります。そうした場合、製品を店外で受け取るといった新しい対応を導入するほか、ジーニアスバーでのサポートやOne to Oneトレーニングといった対面サービスも、新しい形態に移行するとしています。
この連載の記事
-
第317回
Apple
アップル初のApple Parkでの開発者イベント、初公開の「Loop Building」とは -
第316回
Apple
「Mac Studio」アップルの多様すぎる接尾語について考える -
第315回
Apple
アップル「Mac Studio」登場で生じる、ラインアップへの疑問 -
第152回
Apple
アップル「MacBook Pro」ポート増加は敗北なのか -
第151回
Apple
iPhone分解アートと、Appleが目指す未来 -
第150回
Apple
アップル新型「MacBook Pro」どの構成で買うべきか -
第149回
iPhone
アップル「iPhone 13」4つの魅力 -
第148回
iPhone
アップルiPhoneラインナップから浮かび上がる2つのこと -
第147回
iPhone
アップル製品ラッシュふたたび? -
第146回
iPhone
アップルはiOS 15で「時間の支配権」をユーザーの手に取り戻させようとしている -
第145回
Apple
アップル新型「iMac」驚きの電源 - この連載の一覧へ