Alexa対応、ストラップ付きで気軽に持ち運べる
Bang&Olufsen、円形で最大18時間再生できる「Beosound A1」第2世代機
2020年05月16日 08時00分更新
北欧ブランドBang & Olufsen(バング & オルフセン)のBluetoothスピーカーA1シリーズが第2世代に進化し、5月21日に発売となる。
Beosound A1は円形で質感の高い筐体を持つ製品。携帯して高音質に音楽を楽しめるのはもちろんだが、ハンズフリー通話やビデオ会議のスピーカーホンとしても利用可能。Beoplay A1に続く第2世代機となり、よりスリムとなった。防塵防滴性能を持ち、最大18時間の再生が可能な機種となっている。新たにAlexaのボイスアシスタントにも対応した。
本体はアルミ合金製で、重量は7%軽量化。底面の縁はテーパードの軽やかな印象となっている。貫通孔パターンの精度も高め、質感も上々。ベース部分は頑丈なポリマー素材として、様々な場所で置きやすくした。ストラップは防水加工した本革で、吊り下げての利用も可能。ここには新デザインのアルミ製タグも装着し、天然素材と金属の対比を出している。
本体の操作ボタンは、アクセスのいいストラップ付近に配置するとともに、大きくした。LEDインジケーターを側面からスピーカーグリルの上部に移動することで、どの角度からも見やすくしている。
「True 360°sound」と命名した全指向性スピーカーは、新設計した0.6インチのシルクドームツィーターと、3.5インチのアルミコーンウーファーによって実現。高性能のDSP制御に加え、各ドライバーを独立した、クラスDアンプ(30W)で駆動する。Bluetooth 5.1でAACやaptX Adaptiveコーデックに対応しており、低遅延・高音質な再生が可能だ。
編注:ツィーターサイズなど、内容を最新の正しい情報に修正いたしました。(2020年5月20日)
また、Alexaを使った選曲操作や情報取得も可能。電源をオフにしても3時間は音声コマンドの待機状態になり、遠隔音声認識機能で5m離れた場所からも操作できる(後日アップデート予定)という。
マイクはラインアレイ配置で3つあり、スピーカーホンとして利用する際の通話品質も大きく改善した。マイクロソフトのSwiftペアやグーグルのFastペアにも対応し、PCでオンライン会議に参加する場合にもクイックに接続できる。
バッテリー駆動時間は従来モデルと比較して4時間延長。中程度の音量(70dB)では18時間だが、控えめな音量(55dB)であれば、従来の倍となる48時間の再生が可能だという。バッテリー残量に関してはLEDや専用アプリで知ることができる。
また、1mの深さで30分の浸水に耐える、IP67相当の防塵防滴性能を装備。プールや砂場など屋外での使用にも配慮している。
色はチャコールブラック(Black Anthracite)とミストグレー(Grey Mist)が選べ、価格は2万9900円。販売は正規代理店オンラインストアとBang & Olufsen専門店が先行して5月21日。量販店では5月28日となる。