米国現地時間の2020年4月14日、ソフトウェアの開発プラットフォームを提供するGitHubは、すべてのGitHubアカウントにおいてCI/CD、プロジェクト管理、コードレビュー、パッケージ管理などのコア機能が無料で利用可能になったことを発表した。
GitHubは2019年1月、GitHub Freeの利用プランを変更し、無料のプランでも最大3人のコラボレーターがプライベートリポジトリが利用可能になった。今回はさらにコラボレーターの人数制限を解除し、すべてのGitHubアカウントにおいて、無制限でコラボレーターを追加できるプライベートリポジトリを利用できるようになった。
これにより、CI/CD、プロジェクト管理、コードレビュー、パッケージ管理など一つの場所でをまとめて管理でき、チーム開発が促進される。GitHubはプレスリリースにおいて、「世界中のすべての開発者がGitHubへのアクセスを可能にするべきであり、有料であることがその障害になっているのであれば、取り除くべきだと考えました」と述べている。
なおSAMLを利用したSSOやコードオーナーなどの高度な機能を利用する場合は、GitHub Enterpriseなどの有料プランが用意されている。有料のGitHub Teamプランについても、1ユーザーあたり月額9USドルの現行価格を4USドルへ引き下げた。値下げは即日から適用、また既存のユーザーについては今後自動的に請求金額に反映される。