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アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第7回

テレワークには向き不向きがある?これ試してみて!

意外と役立つ? 在宅勤務は性に合わないという人のための4つの提案

2020年04月16日 17時30分更新

文● 村野晃一/編集 ASCII

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1.通勤の代わりにやることをみつける

 仕事でなくても、音楽を聴く、映画を観るでもいいと思います。もちろん、家事をやったっていいし。浮いた通勤時間の代わりに、何かやることを見つけておくと、生活にリズムというかメリハリが出ます。これまでの通勤電車でニュースを読んでいた人なら、朝のニュースを通勤時間と同じだけ使って観たり読んだりするのもいいと思います。ただ、ゲームをしたり、続きが気になるような連続ドラマを観るのはおすすめしません。あとを引きますからね。仕事をする時間になったら、パッと手を放せることがいいと思います。

 私は主にNetflixやAmazon プライムビデオの映画作品を1本観ることが多いです。夜は連続もののドラマシリーズ、朝は映画です。もともとVODサービスのドラマや映画を観るのが好きでしたが、在宅勤務になってから特に多く観るようになりました。

 「え? そんなんでいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、いいんです。仕事を始める前の自分の時間ですから。おかげで割と楽しい気分になってから仕事を始められます。毎日、「今日も仕事かー。しんどいなぁ」という気持ちで仕事していた人は、何か朝一で気分を盛り上げることをしてみましょう。そのほうが仕事にもポジティブに、前向きに臨めます。通勤していたときには、忙しい朝にとてもそんな時間はつくれなかったでしょうが、今ならそれができます!

 もうひとつ、私が在宅ワークをするようになってよく周囲の人に言われたのが、「家にいるといろいろサボりたくなる誘惑が多くて仕事する気にならなくないですか?」という話。これに対して、ひとつ言えるのはこちら。

2.家の中で仕事をする場所を決めておく

 私は自分の書斎があるのでそこで仕事をしているのですが、中には自分の部屋なんてない!って人もいるかと思います。そういった人でも、なるべく家の中で仕事をする場所は決めておいたほうがいい。大事なのは、ほかの場所では仕事をしない、ということです。

 習慣というのは大事で、しばらく同じ場所で仕事をしていると、ここは仕事をする場所と勝手に脳に刷り込まれるんです。そういった意味では、テレビを観たり、リラックスして過ごすことも多いリビングルームでの仕事はあまり推奨しません。すでに、そこでテレビを観ることが当たり前、くつろぐことが当たり前の状態になっているので、ついテレビをつけてしまったり、くつろぎ過ぎてしまうので。もちろん、ワンルームで生活している人もいるかと思いますが、そういう人は、同じ部屋の中でも、くつろいでいる時とは座る場所や利用するテーブルを変えて、仕事のときはこの体勢で、という様式をつくって仕事をするといいと思います。

 この、仕事をする場所を決めておく、ということのもうひとつのメリットは、たとえ同じ家の中でも、場所によって気分転換ができることです。気分転換に特におすすめなのはキッチンです。在宅になると食事もほぼ外食なしの自炊になると思いますが、私の場合、昼食のあとは、すぐに皿洗いとかせず、さっと水洗いするくらいで、あとはそのまま放置します。仕事に煮詰まったりしたときに、キッチンに行って無心に皿洗いするなど、単純作業に性を出すといい気分転換になります。もちろん、ストレッチしたりするのもいいでしょうが、私は運動してもあまりストレス発散にならないので(笑)。

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