サーバーワークスは3月26日、アマゾンウェブサービス(AWS)が提供する仮想デスクトップサービス「Amazon WorkSpaces」の導入を支援する、「リモートワーク導入支援」の提供を開始した。
サーバーワークスは、AWS専業のクラウドインテグレーター。同社は、クラウドベースの仮想デスクトップ、Amazon WorkSpacesを取り扱ってきたが、導入にあたって「まず何をすればよいのか」「どのくらい費用が掛かるのか」などの課題があり、特にAWSを導入していない企業にとっては導入へのハードルがより高かったという。そこで今回、定型化した構成でパッケージ化したサービスの提供を開始した。
リモートワーク導入支援により、通常のDaaS(Desktop-as-a-Service)導入に比べ、迅速に環境を用意することが可能になり、ヒアリング完了後最短1週間でのデプロイができるとしている。定型化されているためコストを最低限におさえられる点がメリットで、導入企業の運用ポリシーに合わせてカスタム対応も可能。
本サービスでは、頻繁にアップデートされるAWSの仕様と同社の知見に基づいた最適な設定で、最新のリソースが提供される。運用支援においては、利用に関する問い合わせからトラブル対応支援まで柔軟に対応するため、AWSに不慣れな企業でも安心としている。 また、利用するAWSアカウントに対して、AWS CloudTrailやAWS Configなど、各種監査・操作ログの記録設定を実施。ウイルス対策ソフトがあらかじめインストールされたバンドルも利用できる。
リモートワーク導入支援の料金は49万8000円で、パッケージ標準外の対応については別途見積となる。運用支援の料金は20万円で、最小2人日程度の稼働を想定した内容としている。
なお、リモートワーク導入支援のリリースを記念して、先着10社を対象に、Amazon WorkSpacesのValue/Standardプランが3ヵ月間無料となるキャンペーンを実施する。提供台数は1社あたり10台までとなり、申込期間は4月30日まで。キャンペーンサイトのフォームから申込みを受け付けている。